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【旅行記】台湾2度目のひとり旅(後編)

後編で観光メインになります。


漁師網バッグとチャイナシューズ

漁師網バッグは廸化街の3店舗(林豊益商行、高建桶店、大華源豐行)、チャイナシューズは鼎隆百貨に行きました。
初日に林豊益商行、高建桶店に行って高建桶店で爆買いしてしまいました。
ポーチは来好です。

買ったものたち

タグの部分がかわいいと思い、きれいなものを厳選したのですが、紙なのですぐぐちゃっとなるんですよね。洗濯するとなると紙を取るしかない。(高くてもいいからタグバージョンがほしい!)
なので赤いタグが付いた大華源豐行で買えばよかったなと思いました。
しっかり事前にクチコミを見たり、3店舗ハシゴしてから購入を決めればよかったです。

プラカゴバッグは高建桶店で買いましたが、糸みたいなプラが混入していました(切ってから編んでほしい)。普段縫製や汚れなど厳選するくせに、ちょっとめんどくさくなってしまって確認が甘かったです。日が暮れて見にくかったのもあるかもしれません。
(失敗と言っても、5個買って合計金額は2000円いかないくらいでめちゃくちゃ安いです)

糸みたいなのが出ている。持ち手にも邪魔な糸が編み込まれている(泣)

そんなこんなで買い物に失敗した初日だったので次の日に大華源豐行を見ても、鼎隆百貨を見ても買う気が起きませんでした。
それでもやっぱりチャイナシューズ欲しいなと思って再度行きました。
デザインがツボなのがなくて決めかねていたのですが、なんとか2つ決めて試着してみると、どちらもかわいくて迷いました。
400元と値上がりしているし、円安が厳しいし、履くかどうかも分からないので1つに厳選したいです。
普段スニーカー23.5cmで、靴下履きで24cm(73のサイズ)がちょうどよかったです。しかし、個体差で片方のデザインは親指がきつく、きつくない方を選びました。

試着。どちらにするか迷う

二度目の中正紀念堂。衛兵交代式がかっこいい

前回は観光地だから中正紀念堂に行って衛兵交代式を見るという感じで、あまり印象に残っていませんでした。とにかく暑くて、人も多かった気がします。

一度行っているから今回はパスするつもりだったのですが、改めて写真を見て青い瓦屋根と白い壁が綺麗だなと思いました。
近くを通る機会があって、その場の衝動で行きました。
今回は公園側から入り、散歩できたのもよかったです。

ちょうど11時の交代式が見れました。平日でも10分前では2列目くらいまで埋まっている状態で、正面3列目から見ました。
びしっと揃った行進と銃捌きがかっこよくて鳥肌が立ちました。イケメンですね。心配するくらいガリガリな方がいましたが。
写真を撮ると人の頭が入りまくるので目に焼き付けました。
YouTubeで全貌は見られると思いますが、生でなければ感じられない迫力を感じました。

みんな動画を撮っている

また、こちらも予定にはなかったのですが、行きたいお店の近くに国父紀念館があって行きました。正直、その日に存在を知りました。蒋介石を見たなら孫文も見なければということで。こちらでも交代式が行われているようです。
交代式が行われることはあまり知られていないと書いてありましたが、5分前に行って最前列は取れたものの、正面は埋まっていて右側からです。
こちらもしっかり揃っていて素晴らしかったです。内容は同じですかね。正面から見た分、中正紀念堂の方が迫力があったかなという感じです(写真で見て気づいたのですが、こちらの方が近かったですね)。

国父紀念館は展示がいろいろあり、ゆっくり見たかったです(1階しか見れず)。中正紀念堂も展示があったそうなので、どちらもまた行きたいなと思っています。
もう一つ交代式がある忠烈祠も見てみたいです。

今回は割と台湾の歴史を調べてから行ったのですがまだまだ勉強不足で、より台湾のことを知りたいと思いました。
(歴史が学べると見て行った国立台湾博物館は、生物の展示がメインでした。言語も分からないのでさらっと見たのみです)

淡水で幸せを感じる

私は海とか川が好きなので今回は淡水には行きたいと決めていました。
電車の車窓から空に惹き込まれました(空を見るのも好きです)。
15:30頃着いてこんな感じでした(iPhone11撮影)。

河辺を歩いて、台湾カステラを買って、漁人碼頭の方まで歩いて(徒歩50分)。
11月初旬の日没は17:15でギリギリ日没前に到着。

日が沈んでからもオレンジ色の空を30分以上楽しめました。
写真を撮るためいろいろ移動しましたが、ベンチに座って暮れゆく空をぼーっと眺めていたかったです。
本当に来てよかった!幸せな気持ちになりました。
水とか空とか夕焼けが好きな人はおすすめな場所です。
(淡水駅周辺にはトイレがあったのですが、漁人碼頭まで来るとどこにトイレがあるのか分からず、駅まで我慢しました)

乗り物酔いする人はバスに乗るな

淡水漁人碼頭に暗くなるまでいました。暗い中徒歩1時間はきついのでバスに乗ることにしました。台湾のバスはこれが初めてです。

運転が荒く、振り飛ばされるとYouTubeで見たことありました。
前方座席が優先席で、後ろの席に行く前に発車され、すごいスピードで本当に飛ばされそうでした。
後部タイヤの上に座ってしまったのもありますが、カーブもスピードを落とさず車体が傾くような運転をされるので「こりゃあかんわ」と即酔い止めを飲みました。

私は小さい時から乗り物酔いするので旅行では必ず酔い止めを持参しています。東京街中のバスでは後部タイヤの上でも酔い止めを飲まなくても酔わないのでそんなに酷い方ではないかもしれません。
今まで乗った乗り物の中で、淡水で乗ったバスが一番酷いと思いました(ベトナムやマレーシアのタクシーも運転荒かったですが比ではないです)。漁人碼頭周辺はカーブが多かったので尚更ですね。
淡水駅に着いてもしばらくダメージが残りました。

運転手によるらしいですが、乗り物酔いする方は台湾のバスには乗らないか、必ず酔い止めを飲んだ方がいいです。
今回利用しませんでしたが、レンタサイクルがいいかもしれません(学生以来自転車乗っていないのでちょっと怖い)。今度淡水行く時は挑戦しようと思います。
台北街中でも行きたいところは駅から徒歩10分以上ということも多かったので、レンタサイクルを乗りこなせれば便利だと思います。

占いは15〜20分程度。意外と待たない

今回の目的の一つとして占いもありました。
行天宮の占い横丁で当たると評判の洪雨辰さんに占ってもらいたいなと思っていました。
しかし、予約はしておらずどこまで待つのか、占ってもらえるのかドキドキでした。

14:30過ぎに行きました。行天宮に寄ったのでそこからだと一番遠いところが洪雨辰さんのブースでした。他は待ちがいたものの、洪雨辰さんは待ちがおらず即OK。

紙とペンを渡され、バババーと話されることを必死にメモります。
女が強い。長生き。賢い。主婦向かない。仕事は資格が必要な専門職がいい。1つを長くやる方がいい。結婚はした方がいい。何歳の人がいいか。どういう人がいいか。再婚向いていない。海外は年に1回気分転換に旅行するくらいでいい。アジアがいい。地味がいい。整形しない方がいい。ラッキーカラー。お腹、喉、肺弱い。夜中早く寝ること。
あとは米粒を取る占いもしました。
今年は不安、イライラ。運が弱い。来年までは現状維持がいい。2025〜2027年も運が良くない。2028年からがハッピーなどなど。
引っ越しや転職についても質問させてもらいましたが、2024年9月まで我慢して、その時再考した方がいいとのこと。

15分程度で終わり、1000元でした。
聞きたいことはほとんど言ってくれるので、あまり質問することもなく早く終わります。
並んでいてもそこまで待たないかもしれません。
当たっているなぁって思うことが多かったし、最後優しいメッセージで温かい気持ちになりました。
(それにしても日本語、韓国語、英語OKってすごいなと思いました)

旅を終えての感想

お腹を壊さず、喉も痛めず、4日間楽しみ尽くしました。
(お腹痛めなかったのはペットボトルの水をしっかり選んだのもあるかもしれません)
ほぼ日本だろうと軽い気持ちで来ましたが全然違います。言語、街並み、気候、植物、匂い、食べ物、雑貨。
異国感や刺激はしっかり感じられるのに、飛行機で3時間半程度と負担も少なく(とは言え歩き回ったので帰国翌日はぐったり疲れました)、トイレもきれい。
食べ物はおいしいものばかりで胃袋が足りません。
行こうと思った故宮博物院、士林夜市には行けなかったし、台北101は外観をチラ見しただけ。今度は行きたいですし、台中、台南、高雄も行きたいです。

英語が理解できなくてもしかめ面されないし、日本語メニューがあれば渡してくれます(日本語話せる人は多くない)。
中国語も知りたいし、第三言語を学ぶなら中国語がいいと思いました(その前にまず英語を勉強しなさい)。
「今後海外は1ヶ国しか行けません」と言われても「台湾」を選ぶくらい好きになりました。

日本に帰ってきて、休日前の21時台ということもありますが人が多く、重いスーツケース(約13kg)を持っての乗り換えに苦労しました。
台湾では文化の違いがあるから、それをきちんと調べて理解しているわけではないからなるべく譲っていたし、割り込みにも寛容でした。
しかし、なぜ日本だと寛容な心が持てなくなるのだろうと思いました。
「ほんとXX線の客層悪い!」と思って、いやいや混んでいる中スーツケース持っている私が迷惑かと思い直しました。

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