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京津畑日記 第48週 5月31日〜6月6日

自伐型(小規模)林業を通して山と経済の循環を起こす山守を目指しています。
改めまして2023年7月に広島県広島市から岩手県一関市大東町に移住した地域おこし協力隊のMです。

6月の初めは、リズムが変わったにも関わらず、すこぶる元気な幕開けでした。

それではどうぞ。


5月31日(金曜日) note、事務、ミーティング

午前中、noteを書いて事務作業。
午後、一関市役所にて協力隊の担当職員と定例ミーティング。

6月1日(土曜日) 伐倒チャンピオンシップ in 青森県

私たち協力隊が住む、京津畑集落から出場されたプロ林業者。青森県のモヤヒルズスキー場へ応援に行きました。協力隊3人を含んで10人が13人乗りの車一台で応援に行きました。

一関市の最北端にある京津畑から、奥州市の高速道路に乗り約4時間。運転お疲れ様でした。

お祭り騒ぎ、というかチェーンソーの音があちらこちらで聞こえました。耳栓持って行くのがよろしいかと。
大会は4種目、
・ソーチェン着脱競技
・丸太合わせ輪切り競技
・接地丸太輪切り競技
・枝払い競技
の上位が、翌日の伐倒決勝戦に進めるようです。ジュニアクラスが10名、レディースクラス10名、プロフェッショナルクラス60名の選手たち。

審判が沢山いてノギスで輪切りの厚みを測ったり、ストップウオッチでタイムキーパーをしたりとお忙しい様子でした。

会場の周囲は、各スポンサーがブースを出されて、キッチンカーもいるお祭りでした。

奥に写っている棒が目標
アナログで伐倒方向を測っています
会場の様子

駐車場の配置がわかりにくかったです。ホテルのロビーに行くと謎が解けました。

出口から入ったから駐車場が分かりにくい。出口に入り口は、あちらから。など看板が欲しい。他の車も間違えて入ってきていたよ。

6月2日(日曜日) 休み

青森に一泊し帰路に着く。

6月3日(月曜日) 事務、雨の作業道

朝から雨。午前中、事務作業。
青森に行っている間も一関は大雨だったようです。夕方、雨が弱くなったので京津畑の作業道を観察に行きました。

水の道
壊れてない作業道

水溜まりもなく、壊れていない作業道で安堵しました。しかし路肩付近は足で踏んでも柔らかく、まだ展圧が足りないと感じました。

しまった!雨が降っているとにに水の道が目にみえるのだった。次回は雨降りの日に観に来よう。

6月4日(火曜日) やまあい工房

朝から昼過ぎまで、やまあい工房さんのお手伝い。

6月5日(水曜日) 森の散策路 そして 始まり

一関市藤沢町 籐源寺にて。

「千年藝術の森」と「工藝の森」のコラボレーション・イベントに参加してきました。

千年藝術の森 寺+未来=1000年 人がいなくても森は育つ(知らんけど)。1000年後の森のために、宮沢賢治著 農村藝術概論(知らんけど)

工藝の森 商業ではない森作り、工藝は物を作って行くこと。森と生命がつながること。

・M散策路の開設はnoteをご参照ください。

初日は漆塗り体験。朝日が当たるところは薄く見え、陰になるところは濃く見える。Mは漆に弱いので参加を見送った。

漆を塗った床

森に行く前に体をほぐす。ゴロンゴロン。

ヘソとヘソを合わせて息を合わせる

いよいよ散策路へ!

森を抜け人工林へ

人工林を抜けて道路へ出て、小さい(自伐型)林業について解説をさせていただきました。これから実践して行くことになる作業道、森に負荷をかけない良い感じの施業について。

森の中にはキウイの原種、サルナシの花が咲いていました。

サルナシのツル

この花、樹木わかる方、ご教示下さいませんか。

小さな花の集まり。栗のようだが栗ではない。

森のおやつ、グミと木苺。

京都から大切に持参された漆の木。植樹祭。
漆を持たれているのが、「工藝の森」一般社団法人パースペクティブ創設者 高室幸子さん。

同じく京都から来られた一般社団法人 リリース 風間美穂さん(左)
今回の主催者の羽根田くん
炭を周りに置きバクテリアの住処に。
周りに枯れ草のマルチングを。菌ちゃんの住処に。
水をあげて

サクライさん「藝術の森 ここに始まる」(でしたでしょうか?)

京都府京北と岩手県藤沢町の森のつながりは、これからも菌糸のようにジワジワと繋がりが目に見えて行くことでしょう。
楽しみがまた一つ、出来ました。

6月6日(木曜日) 研修林の集材作業

メロメロになっている黒ぼく土。畑には良くても作業道にあっては、困りもの。ぬかるんで見た目も良くない。
加藤隊員がキャタが沈まないように木を並べてくれました。

土場に材が運び出されていきます。

A材の4mを搬出しましたが、2mに比べると重いし長いし、重機が欲しくなるのも頷けます。

4m材になると2m材とは動き方も、動かし方も変わってきます。

おまけ ねぶた

人生最北端更新。青森県ねぶたの資料館へ行った時に、画面に指で描くアクティビティがありました。画面に指で描くのです。すると大きな面に投影されました。

ギャップを感じることが楽しいと思いませんか?

今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
来週は、東山和紙の建材化!?、研修林の集材(終わりが近い)などです。

妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。小さな女が小さな林業をするまでの経過観察ができます。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。

https://note.com/kyotuhata_r/

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