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京津畑日記 第14週 10月6日〜10月12日

強風で一気に寒く晩秋を感じます。
最低気温が10度を下回る週でした。
住処の片付けを本格的に始めました。
軽トラックが納車されました。

10月6日(金曜日) 動いた!

M宅の借家には立派な仏壇があります。中身は空なのですが、仏さまの魂抜きが済んでいなかったようでしたから、ご供養も兼ねてお経をあげて頂きました。長徳寺 渋谷和尚に来て頂きました。

キリスト教も仏教も光に向かって進んでいる。目指すところは同じ高みである。Mは、山はその縮図で水が高いところから低いところへ流れるように、知恵も高みから低いところへ流れ、逆に人の行いは下から上に、足から頭に登ると信じています。冥界を旅した詩人は、地の底につくと逆さまになり地上へ戻ったと言います。

隠れキリシタンの里であった隠し十字架

とにかく、借家、住処が決まりスタート地点に立てました。ちょうど地域おこし協力隊着任して3ヶ月目。

加藤隊員は、借家の人形の魂抜きをしてもらいました。
昼食は、やまあい工房さんのお弁当をご一緒しました。渋谷和尚も仙台からの移住者ですから、地元とは違う視線で物事を捉えられています。移住の先輩、心強いです。

渋谷和尚は、やまあい工房さんの活動に感激されておりました。記念にパチリ。

渋谷和尚「私も移住してきた者。一緒に地域を起こしていきましょう!」と言ってくださいました。京津畑だけでなく、興田地区、藤沢町、一関、岩手、日本、海外。楽しみながら、巻き込みながら、起こしていきましょう!

目が瞑ってしまいました

夕方、M宅を片付けていると、水質検査に設備屋さんが来てくださいました。お願いしてからえらく早いなと思ったら、加藤隊員宅の予定だったけれど、一度貯水槽の水を抜く必要があるからその後の方が良いだろうということで、後手で頼んでいたMがお先に水質検査になりました。

10月7日(土曜日) 片付け、図書館へ

ギャンブレル屋根が可愛らしい家畜小屋。M夫婦の中では、通常ワカメハウスと呼んでいます。サザエさんのワカメちゃんの髪型に似ているからだそうです。

小屋の中と前も車庫にしたいと思い、片付けました。Mの表現が悪かったせいで、ここにMが住む家を建てるのか?!と数人の友人に勘違いをさせてしましました。ごめんなさい。

片付けが出来るって素晴らしい
斜めを除くと農業の道具が出てきました


午後から大東図書館に本を借りに。危険な植物の本やチェーンソー、林業の本。

帰りに7月7日に「わがまちバンザイ」と言うテレビ番組に出演させられた、気の毒なお菓子屋さんへ立ち寄りました。店主は「もう75歳だから店を閉めようと思っている。だから若い人の店に(取材に)行けと言ったの。予備で撮るからと言われて、仕方なく。」同じ番組に出たのだと、明かして摺沢町の話や今後の山についてたくさんお話をしてきました。

夜は星空がはっきり綺麗に観れました。と言うことは外気温10度を下回ったかも。未知の寒い季節がやってきます。

10月8日(日曜日) 片付け

ギャンブレル屋根の前を片付け。

地面が見えてきた

埋もれていた木材には、腐食菌がびっしり。キノコも生えて土に還してくれていたんだね。ありがたいことです。

ふわふわ

10月9日(月曜日) 片付け

住まい周辺の片付け。

真っ白で綺麗なキノコ

10月10日(火曜日)  やまあい工房

1時間だけですが、やまあい工房さんのお手伝い。今日もお弁当、惣菜がたくさん作られていました。出来上がったものを丁寧に弁当箱に詰めるだけ。立体的に盛ると美味しく見える。食べる人のことを考えて。

友達の設計士さんにオンラインで借家の生活動線、風呂場のヒートショック緩和に向けて相談に乗っていただきました。解決はできませんでしたが、アイデアは浮かびました。

10月11日(水曜日) ゴミ出し、片付け、免許証住所変更

早朝、ゴミ出し。片付け。

午後稲刈りの運びのはずでしたが、機械の故障や天候によりMの出番は明日になりました。

時間が空きましたから、千厩警察署に出向き免許証の住所変更をしました。

着実に岩手県民に近づいてます。

10月12日(木曜日) ゴミ出し、片付け

夕方、近所の方の稲収穫をお手伝い。コンバインで刈り取った30キロの米を15袋、作業小屋まで運びました。

今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

どうぞお楽しみに!

妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。小さな女が小さな林業をするまでの経過観察ができます。

https://note.com/kyotuhata_r/


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