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【湯舟すげえ】ていねいに書く雑文~その241~20230204

【湯舟すげえ】
実家を出て一人暮らしを始めて以来、基本的に「シャワー派」のわたし。そして、カラスの行水で、湯船に浸かっても数分で満足するタイプです。

冬は風呂上がりの脱衣所が寒いですよね。仕方ないのでサッとバスタオルを取って浴室に戻り、そこでひと通り体や頭を拭いてから改めて出るようにしています。

十年に一度の寒波が話題になった先日、わたしが住んでいる京都でも雪が降りました。寒いのは大の苦手ですが、一生に一度の記念のつもりで雪が積もった金閣寺も観に行きました。

寒い日が続きましたので、浴槽にお湯を張って、じっくりあったまってみました。一応買い置きしてある入浴剤のバブなんか入れて。

すると、当たり前と言えば当たり前なんですけど、お風呂上がりが寒くないんですよね。いつも脱衣所の寒さにこごえる思いをしていたのに、全然寒くない。湯船すげえなと思ったわけです。

お風呂に使ったお湯は洗濯に使います。もしかして水道代的にはロスはゼロなんじゃないでしょうか。あら、これからお風呂どんどん入っちゃおうかなと思ったけど、熱いお風呂をつくるためのガス代が今高いんですもんね。あぶないあぶない。

今住んでいるところでは最高気温が零下になることはまずありません。こたつや湯たんぽでなんとか生き延びているわけですが、北海道にはこたつはないと聞きます。北海道出身の方に聞いたところ「こたつでどうこうできる寒さじゃない」との回答が。

「え?どゆこと?こたつはあったかいよ?」なんて、長年疑問に思っていたんですが、寒波で寒い日が続く中でふと気づきました。

こたつでは室温は上がりません。じゃあ仮に室温がマイナスの中でこたつを設置したらどうでしょうか。たしかにこたつに入っている間はあったかいかもしれません。でもこたつに入っていても首から上は極寒ですし、こたつから出ると全身が極寒です。それならエアコンなりストーブなりで室内の空気の温度を上げないとやってけないよなと思ったのです。

こたつでどうこうなる寒さじゃない、ってのはこういうことかと気づいたわけでした。エアコンと併用してもよさそうですが、ガンガン室内を暖めているので、逆に不要なんでしょうね。

そんなことを思う、冬でした。今日も裸足だと床が冷やいです。

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