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【母の手術】ていねいに書く雑文360~20240219

母が手術をした。半月板の。

母はずっと足が痛いと言っていた。ずっと専門の病院に何年も通っていたのに、いっこうによくならず。

おかしいなと思い、ほかの病院に行ってみたところ、本来セットで出されるはずの片方の薬が出されていないことがわかった。結果として骨が弱り、骨粗しょう症になってしまった。歯もぼろぼろになってしまったらしい。

今は正しい治療ができてるみたいだけど、弱った骨はなかなか戻らず、余計に足は痛くなり、杖をつくほどになった。そして先日、どうにもならんということで、損傷していた半月板の手術をすることになった。専門の病院とも新しい病院とも違う、大きな総合病院で。

手術は無事終わり。前日からの入院では、安い個室がとれたことで母は「ホテルみたい」とテンションが上がっていた。トイレもシャワーもついてるらしい。

最初の病院のミスは許されるものではないが、その科の専門病院というのが県に1つしかないらしく、新しい病院の先生に「あそこしかないんじゃけん、ケンカせんように」と言われたとのことで、怒ったりはせず、次回の予約を取らないというだけで済ませたらしい。大人だ。

手を終えた母は、リハビリを開始する。今までは痛くて歩けなかったのだから、歩くためのリハビリというのに希望を見いだしたようで、最近テンションが高い。これはとてもうれしい。死ぬまで歩かんといけんのんじゃけん、歩けるのは大事。これで京都に遊びにも来られるようになるかも。

なんというか、セカンドオピニオンって大事ね。っていうのはもちろんだけど、「手術」って選択肢は思ってもいなかったので、こっちとしては、正直なところ「そんなことなら早く手術すればよかったねぇ」という気持ちがある。

まぁ病状が進行してしまって初めて手術という選択肢が出たりとか、手術するのにも、医院とかそういうかかりつけ医の紹介的なのが必要だったりするんでしょうけど、よくなるもんはどんどんしたらいいよね。

なんというか、選択肢を知っておくって大事だなと思ったお話でした。

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