寄せ鍋と合うコーヒー
冬が旬の野菜は白菜です。寄せ鍋は白菜を美味しく食べることができます。
寄せ鍋は冬の定番の家庭料理です。飲食店でも一人鍋で提供するところもあります。旅館の夕食では地域の特産品を使った寄せ鍋がよく提供されます。
寄せ鍋は魚や肉、貝や甲殻類を昆布出しなどの出し汁で煮て、きのこや野菜を入れます。このとき野菜は癖の少ない白菜がよく使われます。白菜は煮込んでも荷崩れしないのと、味が染みて美味しくなるので鍋物では好まれます。寄せ鍋は野菜を入れたあとで味噌や醤油で味をつけます。味をつけないで出し汁と具材から出る味だけで煮込み、取り皿に取ってポン酢や醤油をつける料理もあります。これはちり鍋と言います。大阪はちり鍋が一般的です。写真は鱈を使った寄せ鍋ですが、大阪ではたらちりと言います。特に入れる具材に決まりはないので好きなものを使えます。家の冷蔵庫に残った食材で作れるので便利です。味付けも素材のスープだけのもの、味噌や醤油で濃い味付けをしたものもあります。素材の特徴や鮮度により、自由に味付けを変えることができます。一般に癖が少ないものや鮮度の良いものは薄い味付けにします。癖の強いものや、鮮度の落ちたものは濃い味付けにします。
寄せ鍋に合うコーヒーは、ブラジルなどの癖の少ない定番の味のコーヒーです。素材の旨味の余韻を楽しめます。逆に余った材料を使い、鮮度が悪いので味噌で濃い味にした場合、深煎りの苦いコーヒーが合います。京都物販の商品ならスタンダードブレンドか、テリフィックコーヒーのクンボが合います。
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