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京都精華大生のリアル~メディア表現学部3年 上東さん編~

こんにちは。
京都精華大学広報グループのGです。
清々しい秋晴れがつづいていますが、朝晩は寒いぐらいです。
皆さんはいかがお過ごしですか。
 
10月に後期の授業が始まりましたので、キャンパスに活気が戻ってきて、たくさんの学生の姿で溢れています。
 
現在、精華には、大学院を含めると4,200名を超える学生が学んでいます。
精華でどんなことを学んでいるのか?授業は?学生生活は?日々勉強に励む在学生のリアルな声を紹介します! 

まずお話を聞いたのは、メディア表現学部メディア情報専攻3年生の上東裕奈さんです。

本人から提供してもらった浴衣姿の写真

上東さんは高校3年生の時に映像制作に興味を持つようになって、調べていく中で精華のことを知りました。文系の学部も芸術系の学部も持つ精華は夢を持っている人の集まりだと思ったそう。こんな環境で自分の夢を実現させたいと思い、2021年に新設された、メディア表現学部の一期生になりました。

入学してからの2年半を振り返り、「精華では、様々な内容を自分で学べて、専門科目を深める上で欠かせない大きな視点を持てるようになります。メディア表現学部に入ったのは映像に興味があったからですが、それ以外のこともたくさん学べるのがよかったです。」と語ってくれました。

メディア情報専攻では、プログラミングやデータサイエンスに加え、マーケティングやブランディング等も学びます。ビジネスやイベントの企画・立案などに関する幅広い実習を通じ、最新のテクノロジーを使いこなす力や企画力を身に付けることができる専攻です。

上東さんは、一方的に教わるのではなく、教員と連携しながら自ら計画、実践し、報告書まで作成し、プロジェクトやワークショップなど多人数のチームで学ぶことが多いのがメディア表現学部の特徴だと言います。
毎週メンバーと一緒にミーティングをしたり、課題の最終プレゼンに向けてグループワークを進めるのがとても楽しいと教えてくれました。

グループワーク

現在はスケジュールや課題を管理する「task to do」や季節ごとに自分を紹介する「My Closet」等のウェブサイトを作っています。自分の考えや思いを、世の中に役立つサービスやアプリという形で具体化できて、勉強になると紹介してくれました。

task to do
My Closet

上東さんはさらに情報の教員免許を取得するための教職課程を履修しています。日々はかなりタイトなスケジュール、ほぼ毎日朝から夕方六時近くまで授業が入っていますが、少しも苦にならず、学校生活を満喫しているようです。

今年の3月には、自身が履修登録に苦しんだ経験から学生目線で手引書を作ろうと一念発起。3名の同級生と一緒にメディア表現学部リアル情報紙「Libri」を作成しました。

おすすめの授業やゼミ、1年生での学び、教員へのインタビュー、自主活動など、学生たちの声をありのまま掲載。学生の視点が100%で作られています。

「Libi」を持っている上東さん
「Libi」の見出しと裏キャンパスマップ

「Libri」は新入生オリエンテーションで活用されて、新入生のバイブルとして重宝されているそうです。オープンキャンパスでも配布していますので、高校生の皆さんもオープンキャンパスに来られたら、メディア表現学部でもらって読んでみてくださいね。
なお、「Libri」の編集メンバーは4名から12名に拡大し、来年3月にバージョンアップした第2弾を発行予定だそうです。

授業や自主活動のなかで、上東さんはマーケティングに興味を持つようになり、広告業界のことをもっと知りたいと考え始めたそうです。今年の3月に所属ゼミの先生に相談したところ、広告代理店を紹介してもらい、そこで5日間インターンシップをしました。

インターンシップを通じて、改めて広告業界で働きたい気持ちを確認した上東さん。今から始まる就職活動で、広告ベンチャー企業を目指しています。そこで数年間経験を積み上げてから、大手企業へ転職し、「生涯現役で働き続けたい」目標を語ってくれました。

勉強や学校イベント等に精力的に取り組んでいる上東さん。アルバイトも、いくつもかけもちしています。
長くアルバイトを続けてきた焼き肉店では、リーダーを任せられ、常連のお客様にも「いつものあの店員さん」として親しまれています。
働く仲間たちと協力し合って、おいしい料理と温かい雰囲気を提供するよう、スタッフ向けの写真付きの作業マニュアルを作成するなど、様々な工夫をしているそう。

上東さんが作成した作業マニュアル①
上東さんが作成した作業マニュアル②

インタビューの時間が昼食時間に近かったので、お昼はどこでとるの?と聞いてみると、今日は大学の食堂で食べますとの返答。

食堂

上東さんは中華そばを注文していました(値段は300円)。

中華そば

その日は、ちょうどメディア表現学部に興味がある高校生が大学見学に来ており、お昼ご飯を食べ終えた上東さんががキャンパスを案内してくれました。「昔の自分を思い出して応援したくなる」と、優しそうな表情を浮かべていたのが印象的です。

人とのコミュニケーションが大好きな上東さんは、いつも大学のオープンキャンパスで活躍しています。来校者にキャンパスを案内したり、質問に分かりやすく答えたりして、笑顔が輝かしい!

インタビューでも、ここに書ききれないほどたくさんのお話を聞かせてくれました。皆さんもキャンパスで会ったらぜひ直接お話してみてくださいね!