京都工芸研究会

京都工芸研究会は,金工,漆器,団扇,竹工,茶道具,陶磁器,内装工芸,版画,仏壇・仏具,…

京都工芸研究会

京都工芸研究会は,金工,漆器,団扇,竹工,茶道具,陶磁器,内装工芸,版画,仏壇・仏具,人形,表装,木工,香,染織等の伝統的な工芸分野の会員で構成されています。 異業種間の技術交流により,新しい工芸品の開発や京都の工芸に関する情報発信を行っています。

最近の記事

京都工芸研究会ロング・インタビュー #004 松田聖さん(金属工芸)

京都工芸研究会では、ベテランの会員さんに工芸の仕事やこれまでのあゆみについてじっくりとお話を伺う「ロング・インタビュー」を連載しております。 第四弾は、襖引手や文化財修復、修理、社寺仏閣の錺金具製造に加えて、現代の生活様式に合わせたデザイナーとの新商品開発やフルオーダーメイドの美術工芸品の製造、現代建築に合わせた建築金物などの製造にも取り組まれている錺屋(有)松田を訪問し、松田聖(潔祀)様からお話を伺いました。 現在、松田さんは京都工芸研究会の委員長(2023年〜)にご就任い

    • 京都工芸研究会ロング・インタビュー #003 大塚正洋さん(竹工芸)

      京都工芸研究会では,ベテランの会員さんに工芸の仕事やこれまでのあゆみについてじっくりとお話を伺う「ロング・インタビュー」を連載しております。第三弾は,竹製品の製造・卸を専門として、伝統的な茶・華・書道具から竹製インテリア商品等、竹製品全般を取り扱う東洋竹工株式会社を訪問し,大塚正洋会長からお話を伺いました。 大塚さんは京都の竹工芸のキーパーソンとして、竹の名産地・向日町で東洋竹工株式会社を率いておられ、2015年から京都工芸研究会の委員長として会をまとめてくださっておられます

      • 京都工芸研究会ロング・インタビュー #002 片岡行雄さん(人形師・工人) 工人(こうじん)が人形に込める想い

         京都工芸研究会では,ベテランの会員さんに工芸の仕事や今までのあゆみについてじっくりとお話を伺う「ロング・インタビュー」を連載しております。第二弾は,京人形師の片岡行雄(片岡光春人形司)さんをご自宅の工房に訪問し,人形制作に込める思いについてお話をうかがいました。  片岡さんは2003年~2014年まで工芸研究会の委員長として会をまとめてくださいました。2021年は,先代から数えて人形師100年の節目を迎え,展覧会も精力的に企画されております。 <片岡行雄さん ご略歴>

        • 京都工芸研究会 ロング・インタビュー #001 竹工芸 小川進(竿頭斎)さん

          京都工芸研究会では,ベテランの会員さんに工芸の仕事や今までのあゆみについてじっくりとお話を伺う「ロング・インタビュー」を企画しました。その第一弾として,竹工芸の小川進(竿頭斎)さんをお招きして,竹工芸を志すきっかけや修業時代のエピソード,作り手に求められる資質について伺いました。 小川さんは高校卒業後に石田正一氏(竹美斎 特別会員)に師事し,竹工芸歴55年の大ベテラン。月に1回の「竹編組勉強会(現在はコロナ禍により休会中)」では若い作り手と交流して丁寧な手仕事の楽しさを伝えて

        京都工芸研究会ロング・インタビュー #004 松田聖さん(金属工芸)