ニート校長、トラックメーカーになる。Episode2:なにが必要??~ソフト編~
前回のあらすじ・・・
スクールが止まり、バンドが止まった2020年春。
自分で「ゼロからイチ」を作り出したい!作り出さねば!作り出せねば!という強い思いから、(いろいろ経て)校長はトラックメーカーになることにした。
これはKYOTO NEST学校長hatch=ドラム以外なにもわからないアラサーが、KYOTO NESTのDTM科AGURA先生に教えを乞いながらDTMerを目指す物語…!
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やるぞ。
おれはDTMerになるぞ。
ドラマー兼ディーティーエマーや。
AGURAとの長きにわたるミーティングを終わらせ、やる気に満ち溢れた状態でNESTから帰宅。帰路のBGMはSuiseiNoboAz。
そして翌朝起床。
まず思ったこと。
DTMって何が要るん??
今日から俺はディーティーエマーやで!と言ってはみたものの。
DTMって何が要るんや。
ていうかDTMってなんや。
なんの略や。
DTMっぽい言葉っていっぱいあるよな…。
・DTM
・DAW
・MTR
・MIDI
・オーディオインターフェース
・トラック
・バウンス
・プラグイン
自分の中ではなんとなく、このあたりの言葉が浮かんでくる。
「DTMっぽい」っていうのも意味わからんけど。
多分、アルファベット3文字のやつ多い=DTMっぽいと思っている。
…どれがなにやら。
特に個人的にずっと気になっているのはMIDI。インターネット黎明期から「MIDIファイル」みたいな言葉は聞いたことがある。チープな音色で、チチタチチチタチ、バーババーバババ、みたいな。(伝われ)
このあたりは、レッスンできちんと教えてもらったので、また書こうと思います。
脱線。
表題。
DTMって何が要るのか。
まず言ってしまうと、DTMというのは「DeskTop Music」の略称。
そしてDAWソフトというものがあり、これは「Digital Audio Workstation」の略称。「ダウ」と読んでいいのか…?と思っていたが、どうやら読んでいいみたい。ほっ。
DAWソフトには、バンドマンならドラマーでも知ってるという人は多いだろう、RECソフトとしても有名なPro Tools。また初心者向けのGarageBand、ほかにもCubase等たくさんある。
つまり、DTMとは「PCを使った音楽制作」そのものを指していて、DTMをするためのソフト=DAWソフト。
このような位置づけになっているとのこと。ほうほう、ふむふむ。
なので、DTMをするためにはDAWソフトが要る。
というのが答えになります。
ソフト、たくさん。
しかし、さっき書いたようにDAWソフトにはたくさん種類がある。
どれがおすすめなんだろうか。どれが「良い」んだろうか。
DTM素人兼ベテランドラマーなりに思ったのは、
「これって、初めて買うドラムのメーカーどこがいい?っていうのと同じようなことじゃない?」
ということ。
きっと、どれも一長一短がある。好き嫌いもある。
そしてそれはどれも、ベテランやプロフェッショナル目線で見て、初めてわかるようなものだ。
YAMAHAのハードウェアがTAMAに比べてどうとか、サウンドの特徴がどうとかいうことを、初心者ドラマーは気にしない。気にしようがない。
わからないのだ。良い・悪いということを判断する基準が、まだ自分の中に設けられていない。
ならばどうするか。
h「AGURA先生!!DTMソフt、じゃない、DAWのソフトって何がいいですか!!!」
A「Logicで。」
即答。秒で解決。
ここで僕はレッスン講師のありがたみを一つ知る。
わからないことを教えてくれる。
なんか書いてみると当たり前すぎて拍子抜けしてしまうが、これってとても大事で、ありがたいことだと感じた。
わからないことには二つある。
①すぐにわからないこと=考えたらわかること
②考えても答えが出ない、用意されていないこと
「DAWソフトなにがいいですか」は、②だ。
①は自分で考えないと成長しないが、②を自分で考えても仕方がない。
答えがないということは、正解もないということ。ならばどれを選んでもよいのだが、しっかりと何かしらの根拠を持って決めたい。それがたとえ、「先生におすすめされた」でも、十分なのだ。
Logicを勧められたのは、それがAGURA先生のレッスンで使われているソフト(他にもAbleton live、Maschineなど別ソフト対応の講師も在籍しています)だからというのもあるし、何より現在Appleが情勢を受けて無料トライアル期間を30日→90日に延長しているというのが大きい。現在AGURA先生はそれに合わせて短期完結型のショートカリキュラムを開講している。
「何かを始める」ハードルは少しでも低い方がいい。
ただでさえ、日々疲れているのだから。
ソフトの次は・・・?
DAWソフトにはプリセット音源が一通り入っていて、それを購入するだけでそこそこの種類の楽器の音を鳴らすことができる。
もっと音色にこだわりたい!となった場合、プラグインソフトというものを別途購入し、音色や楽器の種類を増やしていく、といった具合だ。
そして、KYOTO NESTからテレワーク用に自宅に持ち帰ったiMacがあるから、それにソフトをインストールすれば、ひとまずDTMのための環境は整うことになる。初期費用は無料だ(ラッキーなことに)。
これでぼくもDTMer。やったぜ。
しかし、
ちょっと待てよ、と一つ疑問が生まれる。
DTMって、いわば作曲。
ラッパーの人とかって、リリック帳を持ってる。
制作は、思いついたときに思いついたことを残せるのがベスト。
デスクトップでいけるか?
しかも、そこそこ古いPCで。
DTMはかなり容量を食うってネットに書いてあったな…。
こ、これってもしかして、、、、
AGURA「Macbook買ったらええねん」
えええええ。
ついにおれ、MacBook買っちゃうのか。
次回へ続く。
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KYOTO NEST
京都今出川の音楽スクール。
シーン最前線のアーティストが講師として多数在籍。
日々のボイストレーニングから本格的な楽曲制作まで幅広く対応します。
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