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かいごの基本 朝のコップ一杯の水の大切さ
■水の役割
人間にとって水分が人間が生きるうえで重要なのはみんながわかっていることだと思います。
お年寄りにとっても大変大切であり、介護職員さんには特に気にかけてほしいのです。
特別養護老人ホームでユニットリーダーとして働き始めたときに、何となく水分は接種は大切とはわかっていましたが、タイミングや量は理解していませんでした。
便秘解消、排便取組の際に調べた本に
「水のはたらき」が書かれていました。
人間の体は水分がほとんどです。たった3%足りなくなっただけで水分不足となります。10%足りなくなれば死に至ると言われています。
■先ずは、お年寄りの特徴として押さえておきましょう。
喉の渇きに鈍感である。
頻回にトイレに行くのが嫌で、あまり進んで飲まない。
運動量が少ないため、水分量や食事量が少ない。
ベッド上のお年寄りは自分から行動できない。 そのため脱水になりやすく、発熱、尿路感染症になりやすいのです。
便秘になりやすい
栄養が維持しにくい
血流が悪い
汗をかきにくく体温調節もしにくい
虫歯、歯槽のうろうになりやす
などなどがあります。
▼水の役割として
飲み込みの潤滑剤→窒息防止
脱水予防
口腔ない清潔
認知症予防
便秘予防→整腸作用
脳梗塞予防→血液循環 老廃物除去
心不全予報→塩分コントロール
血圧コントロール→高血圧防止
体温調整→排尿 発汗等
のどごしの感覚、安心感、楽しみ
→神経が落ち着来ます
▼タイミング
起床時の最初の水分は、大変大切と教えています。それは、夕食後から起床まで水分摂取をしていない時間が長いためです。
寝ている間に脳も内臓も休んでいます。汗で水分も出ています。実は呼吸でも水分は排出しています。朝はおしっこも出ます。
そんな状態だから、朝の最初の水分が。大切なのです。
「コップ一杯の水」は、喉を潤し、脳を刺激し、口腔内をきれいにし、胃腸を刺激し、血液に浸透し血液量を増やし、血圧を下げます。
上記の予防に大変大重要な役割なのです。
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