9/30まで抽選受付中★【京都モダン建築祭】見逃せない！大注目の超人気コース10選！
京都モダン建築祭では、「ガイドツアー」を毎日実施します。（開催期間：2024年11月1日〜10日）
ガイドツアーでしか見学できない建築や、開店前の貸切見学なども！ 京都モダン建築祭をより深く楽しむには、決して見逃せないプログラムです。（ガイドツアーに参加するには、事前の申し込みが必要です）
この記事では、いま、とくに注目を集めている超人気コース10選をご紹介。憧れの大丸ヴィラから、丸福樓、京都国際会館に旧吉田邸まで。このコースが気になるなら、期間内に申し込むしかありません。
＼ 9/30まで抽選申込中です ／
【大丸ヴィラ】憧れの洋館を特別見学、ヴォーリズが手がけた英国チューダー様式の邸宅へ
大丸初代社長・下村正太郎氏の邸宅として、ヴォーリズ建築事務所の設計で昭和7年に竣工しました。ハーフティンバーやレンガ積みの壁など、英国のチューダー様式の意匠を取り入れています。豪奢な玄関ホールから、幾何学模様の天井が美しい居間、印象的なマントルピースをもつ食堂、お天気が良ければお庭まで。隅から隅までこだわりぬかれた憧れの大丸ヴィラへ、特別に案内いたします。
【旧大倉喜八郎邸】奇想の建築家・伊東忠太が手がけた「眞葛荘」、建築史家と特別見学
奇想の建築家・伊東忠太が手がけた「眞葛荘」を建築史家と特別見学。一代で大倉財閥を築きあげた大倉喜八郎の別邸として建てられたもので、今回初めてパスポート公開となる祗園閣と共に大雲院の中にあります。伝統的な書院造りのなかにある八角形屋根の応接間。京風の洗練された仕上がりが光る座敷の造作。通常非公開の書院をツアーでのみ特別に見学します。
【衣笠山の家】増田友也の名作モダニズム邸宅、居住者が特別案内
ル・コルビュジエのサヴォア邸を思わせる名作モダニズム邸宅を特別見学。柱や梁はコンクリート打ち放しで、東西の壁面にはタイル貼り。西洋のモダニズム建築の造形が見られますが、木製の格子が取り付けられた窓や、室内に用いられた襖や障子、長押など日本的な意匠も随所に見られる「日本的モダン」の名建築を堪能しましょう。
【五龍閣】武田五一が手がけた洋館建築、旧松風邸を建築史家が特別案内
“関西近代建築の父” 武田五一が手がけた洋館建築・五龍閣を建築史家が特別案内。清水坂のすぐ傍らにあるこの建物は、もともと製陶業を営む松風嘉定の邸宅として大正10（1921）年に建てられました。外観は付近の景観に溶け込む和洋折衷式。今回は特別に非公開の望楼にも上ります。大正ロマンあふれる空間をじっくりと堪能しましょう。
【丸福樓】アールデコの任天堂旧本社、旧住居棟を一棟貸切で全室特別案内
任天堂旧本社社屋、ホテル丸福樓の「旧住居棟」を特別見学。任天堂時代の歴史を受け継ぎ、往時の建築や内装をいかした既存棟3棟のうち、任天堂創業家の住まいとして使われていたのが住居棟、現在のハート棟です。中庭のあるジャパニーズスイート。各室異なる内装のスーペリアキング。昭和初期のアールデコとしても驚きの斬新さ。この日は、旧住居棟を建築祭で一棟貸切。普段は宿泊しても見られない、意匠が異なる全5部屋を特別案内いたします。
【旧喜多邸】藤井厚二の木造モダニズム、住宅建築の名作を特別案内
聴竹居の設計者として知られる藤井厚二の名作を特別案内。旧喜多源逸邸は、300坪の敷地に建つ木造瓦葺き2階建ての住宅です。外観は屋根、軒、庇がリズミカルに構成され、内部は床座と椅子座の高さを調整するなど和洋折衷のスタイルが見られます。藤井厚二設計の住宅としては現存する数少ない貴重なもの。藤井が日本の気候風土に合わせて捉え直した実験的な和風建築と北欧ヴィンテージ家具のしつらえを堪能しましょう。
【元成徳中学校】F.L.ライトの影響を受けた学校建築、玄関ホールから旧作法室まで特別案内
F.L.ライトの影響を受けたモダンな学校建築を特別見学。黄土色の石材が貼られた壁面に、アーチ窓が続く優美なデザイン。水平線や幾何学が強調された、ライト式の階段手すり。タイルが張り巡らされた豪華な玄関ホールから、折上格天井の作法室まで。京都中心部ならではの豊かな学校建築を堪能しましょう。
【京都国際会館】戦後モダニズムの金字塔、建築史家と日本初の国際会議場を特別見学
戦後モダニズムの金字塔「京都国際会館」を実行委員と特別見学。大谷幸夫が手掛けた、日本初の国際会議場。比叡山を背景にした宝ヶ池にまるで宇宙船のようにそびえる異貌の大建築は、よく見ると神社の社殿のような日本伝統様式のモチーフを感じます。圧巻の大会議場に、ラウンジに用意された剣持勇の椅子、回遊式の日本庭園まで、堪能します。
【白亜荘】ヴォーリズの洋館アパート、大正時代の元寄宿舎を入居者が特別案内
大正初期に教会の寄宿舎として建てられた洋館で、現在は作家や文化人が集うアパートメント。おそらくウィリアム・メレル・ヴォーリズによる建築とされる瀟洒な佇まいが印象的です。この日はちょうど毎月10日頃に開かれる十日市の日。白亜荘1号室にスペースをもつ設計事務所多和良屋の杉中さんが内部をゆったりと案内します。
【京都女子大学生活デザイン研究所】東山に佇むモダン住宅「旧吉田邸」を特別案内
京都女子大学の東側には東山太閤担と呼ばれる近代住宅地があり、大正から昭和にかけて京都でも珍しい洋風住宅が立ち並んでいました。その多くを手がけたのが近代京都のモダン住宅を牽引した熊倉工務店。現在の生活デザイン研究所、旧吉田永三邸もそのひとつです。巨石を配した庭、趣向を凝らした離れ、随所に点在する美術タイル。研究所員の案内で特別見学します。
抽選申込は、9月30日(月)まで。
この機会をお見逃しなく！