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1人旅ができない。でも、したい。

こんにちは。アンテナライターのおしのせんせいです。

みなさん、1人旅ってできますか?
自分が体験したいことを決めて、そのための目的地を決めて、行動を決めて、実行する。1人で決めることがこんなにいっぱいあることが、優柔不断で気分次第な私にとってはとても難しいのです。

じつは1人でぷらりができない


休日は何かと予定を作っては外に出かけていることが多い。冒頭で言っていることと違うじゃないかと思うかもしれないけど、フットワークが軽いことと決定力があることはイコールではないのです。
目的があれば、いつでもどこでも駆けつけるぜ!というポテンシャルは持っているのに、急に予定が無くなった休日とかをうまく過ごすことができない。

というのも、自分と対話していると、圧倒的にめんどくさがりの自分が勝つので、あそこもまた今度行けばいいや、あれも今日じゃなくていいや、家で溜まってるアニメでも観ようとなってしまう。
でも家の中にいても、この時間はムダなのではないかという焦燥感が生まれるので外には出かけようとしてしまう。
カフェに行った、本屋に行った、切れかけていたボディソープを買った、スーパーに行った、
など小さな目的をクリアしたことで少し安心して、今日1日はムダじゃなかったのかもと思ってやり過ごしたりする。

家の中にいるのが好きな人とか、1人で世界一周ができる人とかは、自分との対話が上手いというか自分の気持ちの折り合いの付け方が上手くて、本当に尊敬する。

優柔不断の自分を克服して飼いならしたい

30歳を過ぎてまで休日の過ごし方で迷うような優柔不断さを卒業したいと思い、1人旅をしよう!と決意したのはついこの間。

私の勤めている会社には1年に1回、平日5日間連続で休みを取れるリフレッシュ休暇というありがたい福利厚生がある。毎年、友人や彼との旅行に当ててきたのだけれど、2017年は取る機会がなく、気が付けば権利消失まで残り1ヶ月ちょっとのところまで来ていた(今年とれなかった分が来年に繰り越すことはなく、毎年度1回限りの権利なのだ)。

特にそれに向けて貯金をしていたワケではないので、月給から無理のない範囲で、できるだけ今までにしたことがない体験がしたい…昨年末はけっこう頑張ったし、初めてのプロジェクトを担当して疲弊もしていて、定期的に「どこか遠くへ行きたい」と思っていたこともあって、都会の喧騒から離れた自然のある場所に行きたいと考えていた。

年度末といえばどこの業界も忙しいが、なんとか隙間を見つけてリフレッシュ休暇をねじ込んだので、夫も友人も予定が合わない。いよいよ腹をくくったのだった。

行き先は石川?鳥取?鹿児島?はたまた、ハワイ?

さて、行き先は、ぜんぶ友人のいるところという条件で選んだ。何を隠そう私は霊的な何かを恐れているので狭いビジネスホテルとかに1人で泊まることは極力避けたいのだ。

だから友人の家に泊めてもらうか、一緒に温泉やホテルに泊まりたいなと考えていた。

友人の都合などを聞いて、鹿児島へ心を決めかけていたところに、仕事でハワイに行くんだけどその後そのまま滞在するから一緒に行こうよという友人からの魅惑の誘いが来てしまい、優柔不断な私はぐらぐら揺れることになった。

金額と、そもそもの体験したいことと、こんな機会だから…といういくつもの基準がぐるぐるし、何人かから意見ももらったけど決定打が出ないまま2週間くらい悩み続けた。最後はもう賭けだ!ハワイ行きのLCCチケットが残っていたらハワイへ行こう!と思って調べたら、2週間前にはあったLCCのチケットはもう無くなっていた。

ということで、今は鹿児島旅行に向けて全力で計画を立てているところ。旅行の計画を立てるのは好きで、スケジュール通りに動けると達成感があるのだけど、今回は1人だしゆるめにして、感じたままに動くということを大事に行動してみよう思う。

旅の相棒 OLYMPUS OM-1

そうそう、さらに今回の旅には相棒がいるしね!アンテナ副編集長おかふぁに借りたフィルムカメラOM-1さんが。つい先週、1時間ほどフィルムカメラ基礎講座を受けたので、始めてたったの1時間しか経っていないけど。はじめの3本は設定とかも気にせず身体に慣らすまで失敗を気にせず撮り続けろ!ということだったので、今回の旅をアンテナの旅コラムにする予定だけど、ボケボケの写真と共に説明することになるかもしれない。

でも、待っててね!

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