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Zoomで初・ボランティア日本語教室

私にとって、「第1回Zoomボランティア日本語教室」が無事、終わった。本日の学習者は、日本語学校に通う中国出身の若き女性。去年の7月に来日したそうだ。

先週のボランティアの打ち合わせで、事前に先方に連絡メールを送っておくとの申し合わせにのっとって、私も3日前に、「何か勉強したいことがあれば教えてねメール」を送り、ドキドキしながら返信を待った。

なんと。翌日には、自分がやって間違えた文法問題が写真添付で送られてきた。彼女はこの7月にJLPT(日本語能力試験)N1を受ける予定。JLPTは、日本語を学ぶ外国人が受ける代表的な日本語の試験で、N1~N5まである。もちろん、N1は最も難しい。文字語彙・文法・読解・聴解といった内容で、4択マークシート形式だ。

自己紹介や、中国で人気があるドラマの話なんかを軽くして、(「日本のドラマで好きなものは?」と聞かれ、とっさに数年前にやっていた『陸王』と答えた私だ)問題の解説に入った。

質問を重ねながら、間違えた選択肢との違いを理解してもらうようにした。元々、日本語学習に対して筋がいい人のようで、サクサクと解説は進んだ。あっという間に1時間経過。「合格できるように頑張ってくださいね!」と言うと、にこやかな笑顔で「頑張ります。ありがとうございました」との言葉。

少しぐらいは、彼女の役に立てただろうか・・・と思いつつも、明るい笑顔にこちらも、なんだかホッとした。う~ん、楽しい!率直な感想だ。ボランティアという任務を通して、様々な学習者にも触れることができる。また学校での授業とは違った楽しさがあるんだな。改めて実感する。

次は、どんな学習者と出会えるのだろうか。すでに今からワクワクしている。


#日本語教育 #JLPT #N1 #ボランティア日本語教室 #Zoom授業 #日本語教師

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