植物と出会い ~植物のススメ~
いつからだったんだろう。昔から植物はなんとなく好きだった。庭に咲いている花をみたり、ホームセンターの園芸コーナーをふらっと見に行ったり。母の誕生日や記念日には普通に花や植木をプレゼントに買っていた。もともと、犬や猫、生きものが好きというのが根底にあって、育てるのも好きだったんだろう。でも、今みたいに、あー植物好きなんですーって言うようになったのは、数年前、プラントハンター西畠清純氏の存在を知ってからかもしれない。
植物が好きってだけじゃ今のようにはならない。没頭という表現が近いかもしれない。そんな風になったのは西畠氏のおかげだろう。人の心に植物を植える。たしかに私の心にはある時から植物が芽生えていたのかもしれない。
植物を通してだけれども、植物だけじゃないことも教わった。
西畠氏と働く人の話だった。その人は前職も花や植物を扱う仕事だったそうだ。でも、植物はある意味贅沢品。生活必需品ではない。景気が悪くなると普段の暮らしからまず最初にカットされるのが普通である。前の職場でも、―周りの多くの同業他社がそうであるように―景気が悪くなると売り上げがてきめん下がった。ところが、西畠氏のところは違う。彼が扱うと、その植物は『必需品』になるんだ、とそう言っていた。感動した。
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