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影響を受けたバンド①Saosin

Calling From The Reach(コーリングフロムザリーチ)の作曲とギターとシンセ担当。Kyosukeです。

Calling From The Reach(一番左がワタシです)


今日はワタシが影響を受けたバンドたちを紹介していきたいと思います。根源的なルーツは別として、影響の大きさから。

早速。


Saosin

Saosin / Saosin
Saosin / Translating the Name

出し惜しみせずに行きます。

Saosinは尋常でない影響を受けてます。
紛れもないルーツ。
特に
「Saosin」
「Translating the Name」
この2枚がワタシに与えた影響はとんでもないです。

盤のレビューは他に偉大なレビュワー様達がいらっしゃるので自重しますが
ワタシが聴いて頂きたい曲を「3曲」紹介します。


①Seven Years

「Translating the Name」より1曲。
言わずと知れた名曲です。
ワタシはこの曲を当時黎明期のYoutubeで初めて聴いてひっくり返ったのを覚えています。

繊細かつ感情を揺さぶるドラムとギター、ボーカルのメロディワーク
そして空間と耳を貫くギターリフが当時のワタシには稲妻のように突き刺さりました。


②Collapse

セルフタイトルの「Saosin」より

「ギター、カッコ良すぎんか!!!!」
シンコペーションするリフと左右のシンクロリフが良過ぎて語彙力が吹っ飛んでしまいます。

このアルバムからボーカルが①のSeven Yearsのアンソニーから変わってしまったのですが、2代目ボーカルのコーフの声もワタシは大好きです。


③I Never Wanted To

同じくセルフタイトルの「Saosin」より
楽曲を通して繊細な空気感と
最後の最後に爆発する感情の波が凄くいい
「令和よ、これがエモだ」と。

「エモい」の意味が時代と共に変わりましたが、ワタシの中で「エモい」はこっちです。
鬱屈な気持ちとその爆発が不可欠なのです。


Saosinがワタシに与えた影響

初聴して1秒でとにかくかっこいいギターリフに度肝を抜かれたのを覚えています。電撃が走った。
ギタリスト兼コンポーザーの某バーチェル氏のリフがDNAに刻まれてしまった。

ワタシがギターリフから作曲をするのは紛れもなく彼らの影響です。


Anthony Green(アンソニー・グリーン)
初代・現ボーカル

Anthony Green

Cove Reber(コーフ・リヴァー)
2代目ボーカル

Cove Reber

アンソニー緑。
昆布川(コンブ・リバー)。

家に帰りたくて脱退したり素手でレンガを殴るような感じになっちゃった人だったりですが、間違いなくワタシの中でヒーローであり神である2人です。

みんな口を揃えて「Saosinはアンソニーが至高であり最高」と言いますが、ワタシはコーフのボーカルも大好きです。

最初にバンドでボーカルを探す時、ワタシの中での最低ラインがこの2人でした。狂ってます。
ハイトーンと情熱的なパフォーマンスが最高で、特にアンソニーの真似はメンバー間でもよくやります。


Beau Burchell(ボウ・バーチェル)
Guitar / Compose

Beau Burchell(ボウ・バーチェル)

某バーチェル氏。
ギタープレイ、そしてフレージングは上手ギターの某バーチェルから完全に影響を受けています。
機材の話になりますが、ピックアップをFishman Fluenceに載せ替えるのキッカケは彼です。

音選びやリフセンスが尋常じゃないです。めちゃくちゃ影響受けてます。


Justin Shekoski(ジャスティン・シェコウスキー)
Guitar

施工好き。
ライブパフォーマンスと奏法は完全に下手ギターのジャスティン(施工好き)の影響です。

なにより見て頂きたいのがJustinのギター。

Justin ShekoskiとIbanez RG(赤)
Justin ShekoskiとIbanez RG(銀)


そしてワタシのギター

Ibanez RG1550M

厳密にはそれぞれモデルが少し異なるのですが、色違いですね。Ibanez RGシリーズです。

「ジャスティンが赤ならワタシは青で行くぜ!!」的な選び方でした。

レゴブロックのような色の青がどストライクで
当時CFTRのチューニング、ドロップCに耐えれるギターを探していた事もあり、迷わずMNGした事を覚えています。


Cris Sorenson(クリス・ソーレンソン)
Bass

Chris Sorenson

ほうれん草。
彼はパンキッシュなライブパフォーマンスからは考えられないくらい優しくて深みのあるコーラスをします。
ギターを引き立たせつつ、隙間に差し込む印象的なフレージングは、聴き始めた当初ベーシストだったワタシは多大な影響を受けました。


Alex Rodriguez
Drums

Alex Rodriguez

野球選手みたいな名前ですが世界一好きなドラマーです。
シンプルなセットからは想像もつかない程の音数と、繊細さと激しさをぶち込むフレージングが堪らないです。

作曲の上でワタシは意図せずドラマーのアレックスからも多大な影響を受けているようでして、フレーズの癖や緩急の付け方の方向性が似ているとよく言われたりします。小節の終わり側にタム回しぶち込みがち。だがそれが良い。


カリフォルニアに会いに行きました

Saosin結成時のメンバーで再始動が決まった際には
アメリカはカリフォルニアのオレンジカウンティまで見に行きました。

メンバーのサインとピック(and ドラムスティック)


メンバーに自ら話しかけ
ピックとスティック、サインを貰いました。
人生で初めて人に
「You are my hero」
を使った瞬間でした。


おわりに

今でこそワタシの楽曲からSaosinの要素を感じ取れる要素は少なくなったかも知れませんが、筆舌に尽くしがたいほどにSaosinはワタシのルーツなのでした。

もっと語りたいしもっと語れるのですが、取り留めが無くなるので一旦おしまいにしておきます。
またどこかで語れたら良いなと思います。

それでは。

Kyosuke

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