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科学的に自分を幸せにする仕事の選び方

こんにちは!サツドラ本社2階のEZOHUB SAPPOROでイベント運営を担当している伊藤です。

▼自己紹介記事はこちらです。良ければぜひ覗いてみてください!


先日7月17日(土)にEZOHUB SAPPOROのHIGUMA HALLで星渉先生の「99.9%は幸せの素人」出版記念北海道講演会にイベントスタッフとして参加させて頂きました。


イベントのテーマは「科学的に自分を幸せにする仕事の選び方」

イベントスタッフと言いながら、前列横のとてもいい場所で参加させて頂き、とても素敵な内容だったので、noteを書きました。

少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。


科学的に自分を幸せにする仕事の選び方

科学的に幸福度が高い人は仕事でどうような成果が出せるのかが実験結果から明らかになっています。

・幸福度が高い人は3倍生産性が高い
・幸福度が高い人は37%売上が高い

従業員が幸せに仕事をするということは会社にとってもいいことなんですね。


幸せに仕事をするとは?

まず「幸せに仕事する」とは何か定義をしました。

やる気(業務がやりたい、仕事が楽しい) + 幸福度(周りの人がいい)

ここから一つずつ分解していきます。


やる気

一つ目はやる気

今回の星先生のイベントではグループに分かれて自分の考えをお互いに発表し合うと形式で行われていて、会場が非常に盛り上がっていました!

質問として「どういう状況でやる気がでるか」、これを参加者の皆さんで考えました。

ちなみに私の場合は…

・せっせと動いているとき
・チームでやっているとき
・人とコミュニケーションしているとき

特にイベント運営の際に、運営スタッフが一丸となって、イベントを成功するためにお互いがフォローし合いながら運営しているときが一番楽しいです!

なので今回も非常に楽しいイベントになりました!


さて、星先生のお話に戻すと、人のやる気に一番影響を与えるものは目標に近づいているときとのこと。

新年の目標を立てても長続きしない、そんな方も多いと思います。私もそのタイプです笑

そんなときは「スモールステップ理論」で提唱されている小さな目標をひとつずつ、達成していくことがいい。
そして、目標に近づいているのを実感することが大事とのことでした。

また、これは部下の成長を促すのにもよくて、小さいことでも成長を実感させることでさらに成長を促せるというのも分かっているそうです。

▼スモールステップ理論とは


そして、強制的にやる気になる場合もあります。

それは、期日に接近していることです。

期日に近づいている=目標に近づいている=やる気になる

たしかに期日近くになると、半強制的にやる気をださなきゃいけないので、やる気になりますね。


感情的同意しているやる気

さらに感情的に納得している目標はやる気になるということが分かっています。

「自分がやりたい」「この部署でこれがやりたい」

しかし、星先生曰く会社で感情的同意ができている人はそんなに多くないのでは。


では仕事で感情的同意をしてない場合はどうすればいいか?

感情的同意している目標は仕事の目標じゃなくていい…!⇒これが大事。

例えばロンドンで本格的バレリーナをしたい人が資金を集めるために仕事をする。仕事はあくまでも感情的同意している目標のための手段。

しかしそうすることで仕事の目標にも身が入るとのことでした。

さらに仕事に対して感情的同意ができる方法として5SUワーク=5段階先を妄想する方法を教えて頂きました!

それはどんな方法かを私の場合で説明すると…

伊藤回答)イベントを開催する→参加した方が人生が変わるような体験をする→その方が北海道を盛り上げる施策をする→北海道で暮らしている人がさらに幸せになる→日本、海外の方がさらに幸せになる

このように自分がしていることがたとえ小さなことだとしても、それによって大きなことが起きているのを妄想することです!


人は幸せ話を聞くと15%幸福度があがることが分かっているので、近くの人とこのような話をするといいのではないでしょうか?


やる気がでないのは「目標が明確じゃないから」。
仕事の目標に感情的同意がなければ、先の人生の目標の明確にすることが大事とのことだったので、人生の目標を持つことが大事なんだなと思いました。


幸福度

そして2つ目は幸福度。

幸福度に影響を与える要素は何と言っても「人間関係」だということです。
つまり人のつながりを感じることができるか。

特にこのコロナ禍で幸福度は人のつながりを感じた人と感じない人で2極化傾向にあります。


ちなみに…

タバコ1本を吸うと寿命は11分縮まるに対して、
1日孤独を感じると2時間45分寿命が縮まるという実験結果もあるそうです。

タバコよりも孤独を感じるほうが寿命が縮まるというのは、人は他人との「つながり」を求めている生き物だということが分かります。


世界一幸せな脳みそを持っている人は?

また、面白い脳科学の実験として、「世界一幸せな脳みそを持っている人は?」というものがあります。

先に答えを出すと、チベット仏教の僧侶の方でマチウ・リカールさん。

▼マチウ・リカールさんについて


なぜ、チベット仏教の僧侶のマチウ・リカールさんかと言うと、瞑想しているからとのことでした。
そしてその時に何を考えているかが重要で、それは…

世界平和、利他の心(他人の幸せを願っている)

他人への思いやりや何かをしているときこそが、幸せであるということでした。


私たちがすぐにできることとして、

感謝の気持ちを伝える⇒相手のやる気が1.5倍に。即時フィードバックだと相手のやる気は1.6倍になるそうです。

その結果、利他の心につながって、自分も幸福度が高まる。


つまり「幸せに仕事をする」ということを要素分解すると、大きく2つに分けることができます。

①目標接近
②人間関係

この2つを意識しながら、自分の中で納得しながら仕事ができると、幸せに仕事をすることに1歩近づけると思いました。


最後に

星先生のイベントは内容はもちろん非常にためになるものなのですが、それ以上にイベントは「参加者全員で作り出す」という進行方法がとても参考になります。

参加者の方が進んで参加しているからこそ、当日のイベントだけで終わらせるのではなく、本当に身になるものになる。

これは会議やプロジェクトの進め方などでも活かせるものだと思いました。


ぜひ「幸せに仕事をしたい」方は一度星先生の著書である「99.9%は幸せの素人」を読んでみてください!


今後もEZOHUB SAPPOROでは様々なイベントを開催していきます。
noteでは「イベントレポ」や「本の紹介」を通じて、少しでも皆さんの人生のサポートにつながるような記事を発信していきます。

少しでもご興味も持って頂けた方はフォローを頂けると嬉しいです!

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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