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vol.20『その主体性必要?』
学校教育で学級経営をしていると、色々な学級集団を見る機会があります。
『子ども達が自分達で考えて…』
という言葉をよく聞きますが、本当に子ども達が自分達で考えて動いていることが、良いのかな?と思う瞬間があります。
子ども達が話し合って、議論して、期限を大きく過ぎて、結局練習する時間が少なくなる。
とか
子ども達が企画準備することに時間を割きすぎて、勉強時間を削った結果…
学力ついてない。
学力テストはボロボロ。
(※私は学力テスト信者ではありませんが、1つの指標だと思ってます)
主体性は目的ではなく手段
主体性はなぜ必要なのでしょうか?
自ら考え行動することを、何に活かすのでしょうか?
これを曖昧にすると、子どもだけに任したままの放任集団か集団でルールを破る自分勝手集団が生まれます。
なぜ?何のために?
を目的にしていきたいですよね。
任せる部分のマネジメント
マンパワーが低い人に任せると、任せている側の心理的安全性を脅かすことになります。
結局は我慢しきれず、最終的には指示命令をしてしまいます。それが、任された側の心理的安全性をも脅かします。
マンパワーに関わらず、任せられると、任せる側も任せられる側も心理的安全性が生まれます。
つまり、その人に合わせた場所やできそうな場所をマネジメントが大切なのではないかと考えます。
well-beingを目指すには、任す側と任される側の双方の心理的安全性が必要ですね。
主体性は万能ではなく、どうマネジメントするかを大切にしていきたいですね。
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