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短歌〜鏡心の短歌22「待てない雪どけ」(27首)まとめ

森の中 もうわからない どう進む つのる後悔 待てない雪どけ

《鏡心の短歌=ココロそのまんまの短歌》です。

日々の暮らしの中の絶望…孤独…かすかな光…ええぃぜんぶまとめて「愛」だ!!…を詠んでいる《祈りと叫びの短歌(短歌ってことにしちゃう)》です🌱

作品の根幹は『人生、いろいろあるけど、私、元気を出して!!』の《じぶん応援歌》です📣

生きるよろこびが、生きるかなしみにのみこまれないように…🌸

Keep going with joy(and a sigh)!!!

ため息つきつつ、楽しくいこう!!!

そんな《鏡心の短歌の風》が結果的にいつか誰かへの応援歌…《あなたへのエール》にもなれたら良いなぁ…と思っております⭐️

こちらの記事は今まで 22- #ほぼ毎日短歌 として日々upしてきた私の #鏡心の短歌 を22章「待てない雪どけ」としてまとめた #鏡心の短歌まとめ です📒

まとめ形式ならではの、ぶわぁぁぁとしたインパクトを書籍感覚でお届けできたらなぁ🌟🌟🌟

🍀🍀🍀🍀🍀


〜待てない雪どけ〜


森の中 もうわからない どう進む つのる後悔 待てない雪どけ



暖をとる 手当たり次第 くべてみる どこまで頑張る 震える背中



こわいから とにかく前へ 進みたい 焦りもがいて 沈み落ちゆく



夜の森 身をすくませて あてにした 守り刀は とうにさびてて



警戒心 鎧は脱げず 手離せず  もう使えないのに 蓄えた武器



戦利品 しまいこんで カビだらけ 一発逆転 妄想の檻



想うまま 紡いできたこの狂詩曲(ラプソディ) でも違うんだ 欲しい音色は



ちぐはぐに 響く秒針 欠けたネジ 求めさまよう 気持ちの置き場



つまみぐい 後出しジャンケン おいてけぼり 遠目で見やる パレードは続く



たからもの 輝き続ける 確かなもの ずっとずっと欲しかったんだ



過剰反応 予防対策 大騒ぎ 少しのズレも 見逃さないよう



光る空 薫る草花 澄んだ水 積み重ね忘れた 確かなレンガ



叫びながら 壊したかった 窓ガラス 何もない部屋 振り上げた拳は



夜の中 ひたっていたい 隠れたい おかまいなしに 朝日は昇る



閉塞感 勝手に背負った 劣等感 躓き(つまずき)綻(ほころ)び 肥大化させて



こじらせて こびりついた 思い込み 膝を抱えて 唇噛み締め



的はずれ 気付かぬふりして 進みゆく 増やした荷物 重たいカバン




囚われる とどまり続け 愚痴こぼす つなぐ鎖は 朽ちているのに



震え声 つながらない音 にじむ線 あいまいな誓い 汚れた足元



誓ったのに 慣れて忘れて 繰り返す もうあの声も あの温もりも



踏ん張って 持ちこたえてきた 夜と朝 長いねつらいね うん 知ってるよ



この空虚(スキマ) 埋められるのは 自分だけ 絶望と安心 月夜に独り



しゃぼん玉 あてにならない 約束たち それでも信じる さぁ 起きようか



好き嫌い ココロだけが 羅針盤 迎えはこない 手探りで進む



ふみはずす 螺旋階段 乱れ髪 おやすみなさい またあした 



どうしよう つぶやき続けた 夜の呼吸(いき) おつかれおはよう 朝を始める



ありがとう 涙苛立ち 長い時間 いっぱい好きだよ 夕焼けの空  (了)



鏡心の短歌22:「待てない雪どけ」(27首)まとめ

読んでいただけてうれしいです!本当にありがとうございました!!


(今までの#鏡心の短歌まとめ はこちらです🔽)


(こちら🔽の記事も見ていただけたら、とてもうれしいです🙏🍀)


お気持ち、とってもうれしいです! ご縁に感謝!!です  【春霞 遠くの富士は 見えぬけど 確かにあると 信じられる朝】(←鏡心の短歌:137)