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短歌〜鏡心の短歌19「遠い青空」(31首)まとめ

歳とれば 悩みはなくなるものだよと 思っていたよ 遠い青空


《鏡心の短歌=ココロそのまんまの短歌》
です。

日々の暮らしの中の絶望…孤独…かすかな光…ええぃぜんぶまとめて「愛」だ!!…を詠んでいる《祈りと叫びの短歌(短歌ってことにしちゃう)》です🌱

作品の根幹は『人生、いろいろあるけど、私、元気を出して!!』の《じぶん応援歌》です📣

生きるよろこびが、生きるかなしみにのみこまれないように…🌸

Keep going with joy(and a sigh)!!!

ため息つきつつ、楽しくいこう!!!

そんな《鏡心の短歌の風》が結果的にいつか誰かへの応援歌…《あなたへのエール》にもなれたら良いなぁ…と思っております⭐️

こちらの記事は今まで 19- #ほぼ毎日短歌 として日々upしてきた私の #鏡心の短歌 を19章「遠い青空」としてまとめた #鏡心の短歌まとめ です📒

まとめ形式ならではの、ぶわぁぁぁとしたインパクトを書籍感覚でお届けできたらなぁ🌟🌟🌟

*こちらの記事は、再編集し、無料公開に切り替えました🙏当時、ご購入頂いた方々のご厚情で今も活動を続けることができております。本当にありがとうございました🙏(2023.9.17)

🍀🍀🍀🍀🍀

〜遠い青空〜


歳とれば 悩みはなくなるものだよと 思っていたよ 遠い青空


先のこと これまでのこと 考えて 上の空で ごはん食べてる


満開の さくらを電柱と 同じよう 見ていた憂き日の 帰り道一人


桜雨 先が見えない つながらない 塞がる気道 どこでしくじった


前見なきゃ 上を見なきゃ やれやれ はぁ あらま こんなところに 土筆(つくし)が沢山

いつもより 遅く感じる エレベーター イライラしてたな 深呼吸 ひとつ


深夜食 わざと下品に 食べてみる そういう夜も たまにはいいもの


気を抜くと かわいそうに なりたがる 断ち切るように 布団から出る


白い服 落ちない汚れ にじむシミ 予想外れの 雨と泥はね


雨に濡れ 眼鏡曇りて 落ち窪む 視界の隅に 華やぐ 紫陽花


日々のこと 無理をしないと こなせない 疲れた身体が 標準モード


頑張らず 役に立たずも 許される そう思えたら ラクなのになぁ


報われない きっと何かが 違うんだ うなだれた朝 あの向日葵 咲く


偽善でなく 駆け引きでもなく ノージャッジ 本音聞くよと 年上の友


やみくもに 抱え込んでた 不自由さ そっとおろす 夏日の午睡


風の夜 流れる雲に 月隠れ ため息ひとつ よし お風呂はいろ


身構える 縮(ちぢ)こまって 責めている 心配ばかり している深夜


体調不良 身体は必死に 訴える こんなムリは 要らないんだよ


まいるなぁ 言い訳全然 通じない これからどうする まどろむ毛布


くもり空 温度上がった 白い息 大きな声で 歌ってみた道


冬の風 必ず春に なるからと くいしばれども 花粉もヤダなぁ


アドベンチャー 望んでなんて いないから 順風満帆な 人生ちょうだい


泳ぎきる 今日一日を なんとかして 手放しながら 細い息でも


砂の城 ひたすら守れど 壊れゆく 時は流れる 変わるのこわいよ


悩み時間 悪い方へと はまっちゃう なんとかなるさ さぁ ごはんごはん


信じよう 自分はいつも しあわせと 必ずなんとか 解決できると


結果的に 全てよい方へ 向かっている 信じてみるよ 朝 起き上がる


遠廻り こぼした泪 きしむ骨 夜を重ねて 今ここに在る


フツーに在り フツーに委ね フツーに育つ フツーに美しい 野の花 ここに


大騒ぎせずにそっと力抜き 微笑むことから 始めてみるか


傷付いて こわがり震えて 優しくて まわるまわる 温かな渦           (了)


鏡心の短歌19:「遠い青空」(31首)まとめ

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読んでいただけてうれしいです!本当にありがとうこざいました!!

(今までの#鏡心の短歌まとめ はこちらです⬇️)


お気持ち、とってもうれしいです! ご縁に感謝!!です  【春霞 遠くの富士は 見えぬけど 確かにあると 信じられる朝】(←鏡心の短歌:137)