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短歌〜鏡心の短歌10「温かな泪」(35首)まとめ

ふてくされ 返事もせずに 爪を噛む 待っててくれると 思っていたから

《鏡心の短歌=ココロそのまんまの短歌》です。日々の暮らしの中で詠んでいる《祈りと叫びの短歌(短歌ってことにしちゃう)》です🌱
根幹は『いろいろあるけど、私、元気を出して!!』の《じぶん応援歌》です📣

生きるよろこびが、生きるかなしみにのみこまれないように…🌸 

Keep going with joy(and a sigh)!!!

ため息つきつつ、楽しくいこう!!!

そんな《鏡心の短歌の風》が結果的にいつか誰かへの応援歌…《あなたへのエール》にもなれたら良いなぁ…⭐️

こちらの記事は、今まで10- #ほぼ毎日短歌 として日々upしてきた私の #鏡心の短歌 を10章「温かな泪」としてまとめた #鏡心の短歌まとめ です📒

まとめ形式ならではの、ぶわぁぁぁとしたインパクトを書籍感覚でお届けしたい🌟🌟🌟

*こちらの記事は、再編集し、無料公開に切り替えました🙏当時、ご購入頂いた方々のご厚情で今も活動を続けることができております。本当にありがとうございました🙏(2023.9.17)


🍀🍀🍀🍀🍀

〜温かな泪〜


簡単に よくあることと 言わないで こんな気持ちは 特別なこと


ペダルこぐ 馴染みの唄を 口ずさむ 軋むブレーキ いつもの風景


なじみなき 人の輪の中 劣等感 押し隠して笑む 秋空の下 


はぐれ雲 とけこめない 境界線 輪郭消して 笑顔をつくる


冷たい雨 勝ち組ばかりの 内輪受け はじかれにじむ 帰り道一人


カーラジオ あの頃の歌 聞かせてよ 重ねた年月 こんなに大人


かなしみも 悩みも妬みも 一過性 そう思えた時代(とき)が 青春だったな


根拠なく 明日を信じた あの頃の 力を宿して 弱音を吐きたい


卒業写真 笑いあった あの日々を 泣きたい気持ちで 大切にしまう


同窓会 痛みあきらめ 経ての現在(いま) 歌う校歌は 優しく響き


それぞれの 時を乗り越え ひとやすみ 抱えた痛みに ねぎらい寄せて


何気なく あなたと過ごした あの時間 今の私の こんなに支えに


じゃあまたね そろそろ行くね 元気でね ウソだよホントは 停滞(とま)っていたいよ


しゃらくせぇ ごまかしたって 無理なんだ 大人はみんな さびしいもんだよ


流れゆく 雲の濃淡 見え隠れ いまはどっちだ 満月の夜


ねばならぬ 囲まれ過ごす 安心感 真っさらな自由 どうしたらいい


しがらみが からまりもつれて 動けない しめしめこれで 言い訳できる


ふてくされ 返事もせずに 爪を噛む 待っててくれると 思っていたから


手作りの 柔らか煮豚 頂いて 拡がる味わい 破れる虚勢


しょぼいじゃん こんなの嫌だ 活躍してぇ 酔ったふりして 叫んだ月夜


報われたい そんな日来んのか 三日月夜 ささやかな抵抗 高価なアイス


膿んだ傷 なかったことには できぬけど アイスを食べて ちょっと忘れる


本当は 私の憂鬱なんてのは アイスひとつで 変わっちゃうんだぜ


タイムマシン 戻ったならば どうしたい 結局同じか いつものアイス


空気よむ 傷つかぬよう 立ち回る そうかだからか 傷ついてるのは


うるさいなぁ 大きなお世話 ほっといて そんな台詞が あるとは知らず


かなしみを どう捉えよう うらおもて 元気になぁれ 明日になれば


久しぶり 三秒あいさつ 離れゆく 伝わった笑顔 ペダルは軽く


目ぇ覚ませ 大切にしな 楽しみな 受け止めてみなと 優しき雷鳴


月明かり 信じて待つのも 努力だと 遠くの友だち そうっと傍に


疲れたな もうあきらめてしまおうか でもね 頑張れる自分も知ってる


居直るよ そんなに強くはないからさ 落選(ハズレ)上等 閉塞上等


しんどいなぁ みんなは楽しげ うらやましい それでもいつか 折れずに今日も


未知のせかい 楽しくないじゃん こわいじゃん おそるおそる ぼやいて進む


くもり空 何が勝ちで 何が負け 笑い飛ばして ここから始める


鏡心の短歌10「温かな泪」了(35首)

#鏡心の短歌 #ほぼ毎日短歌

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読んで頂き、本当にありがとうございました!!

お気持ち、とってもうれしいです! ご縁に感謝!!です  【春霞 遠くの富士は 見えぬけど 確かにあると 信じられる朝】(←鏡心の短歌:137)