見出し画像

短歌〜鏡心の短歌1「肉を食う」(50首)まとめ*おススメ*

肉を食う涙こらえてかぶりつく負けるもんかとつぶやきながら


《鏡心の短歌=ココロそのまんまの短歌》
です。

日々の暮らしの中の絶望…孤独…かすかな光…ええぃぜんぶまとめて「愛」だ!!…を詠んでいる《祈りと叫びの短歌(短歌ってことにしちゃう)》です🌱

作品の根幹は『人生、いろいろあるけど、私、元気を出して!!』の《じぶん応援歌》です📣

生きるよろこびが、生きるかなしみにのみこまれないように…🌸

Keep going with joy(and a sigh)!!! 

ため息つきつつ、楽しくいこう!!!

そんな《鏡心の短歌の風》が結果的にいつか誰かへの応援歌…《あなたへのエール》にもなれたら良いなぁ…と思っています🌟

こちらの記事は、今まで1- #ほぼ毎日短歌 として日々upしてきた私の #鏡心の短歌 を1章「肉を食う」としてまとめた #鏡心の短歌まとめ です📒

まとめ形式ならではの、ぶわぁぁぁとしたインパクトを書籍感覚でお届けできたらなぁ…と思っております🌟

🍀🍀🍀🍀🍀

〜鏡心の短歌まとめ1〜
【肉を食う(50首)】


肉を食う 涙こらえて かぶりつく 負けるもんかと つぶやきながら


あらららら 自転車前輪 滑りゆく こんなはずじゃ 曲がれぬカーブ


悔いている 膿んでる傷口 直視する もっと薬を 早く治して


爪を噛む 痛むこめかみ まぶた閉じ 活躍したいよ はじかれた円陣


○○活 思い通りにならぬのは 努力が足らぬと言われているのか


もがいている 今日と明日の 境目で 着るのを夢見た 新しい服(ドレス)


求めてる 日々の日常 その奥に 輝き続ける 軌跡と光景


空回り これは何の 物語 何とたたかい 何をもとめて


遠いなぁ じゃりつく砂粒 口の中 破れた靴と 穴あいた水筒


届かない うらやみさげすみ 時は過ぎ 抜けない棘の ため息の行方


摩擦熱 いきをするのが むずかしい 渦の中にて祈りと叫び


空吹かし 足りないガソリン 忘れたブレーキ 半端な成果 やみくもの一人旅


新月夜 声にならない 涙たち つまずきののしり 何を恨もう


握りしめ 焦って備えて 疲れ果て こぼれ落ちゆく 砕けた種は


疲れたよ もうどう頑張れば いいんだよ 固く冷たい 布団の中で


アシスタント いつでも私を なぐさめて 痛みのない道 教えておくれ


本当は 頑張るなんて イヤなんだ 拗ねて恨んで ラクしていたい


写し鏡 くもり磨いて すり減って 輝くもんだと信じていたんだ


たからもの あんなにたいせつだったのに いつのまにやら こんなになって


忘れたよ あの温もりも 輝きも 痛みはこんなに おぼえているけど


本投げる 嚙み殺しきれない 嗚咽たち 伝えたいのに 届かないのに


狭い檻 もがきあがいて 戦闘中 相手は何だろ 見上げた空は


温室の 中でずっと のぼせていたい ひりつく痛み 忘れていたい


かなしいよ 迎えに来てよ つらいんだ 囚われ気分の 一人の芝居


一人旅 あの景色が 見たいのに 失くしたものと 手薄い装備


こわいんだ 潮に流され 戻れない どうしたらいい 悔いばかり重く


軋む舵 潮目がうまく よめないよ 現在地ですら おぼつかないよ


本当は ずっとずっと 泣きたかった 壊れたコンパス ぐるぐる回る


凪の海 私だけが 溺れてる すがりつきたる 目の前の木の葉


破れ帆装 乏しい風を 恨みやる いつまで待つのか 仰ぎ見る空


逃げ回る 誰かのせいにしていたい 外れた目隠し また付け直す


正当化 拗ねて焦って こじらせて 傷つきたくない 大事にされたい


おかぁさぁん 赤子のように 泣きじゃくり 甘えすがって 眠っていたい


劣等感 認めたくない ごまかしたい もがきながら 呼吸を続ける


重い呼吸 ずっとひたっていたいのに させてくれない 鼓動の温もり


おいてけぼり 無様な有様 砂だらけ それでも探す 繋ぎとめる


のぞきこむ 握りしめた 手のひらの 涙の中に きらめき探す


悔やみつつ 流されもがいて 助けられ 紡ぎ続けた 足跡を見る


むせび泣く 悔いと不安で はち切れて 夜明けは遠いが 口ずさむ歌


過剰反応 防御攻撃 安心不安 果てなき課題 結局は自分


愚痴でなく 相談でも報告でもない 話がしたい 友とのランチ


ワンクリック 明るめのフィルター 容量変更 そうかそれで よかったんだ


チカラある 私の中に きっとずっと 祈り信じる 朝焼けの空 


生きるのは 苦行でないかも 思えた日 ひとりそっと 小さく呼吸す


繰り返す 泣いてわめいて ふてくされ 何度も祈り 何度も誓う


まぁいいか 得て失って 失って得て 楽しむと決める 変わりゆく風


応援席 空いている場所は 目立つけど 奥底からの エールはいつも


さぼるなよ もっと頑張れ もっと探せ 狩りを続ける 笑みをうかべて


霧の中 思う存分 やってみる 見え来る景色に こたえ信じて


子守歌 安心しなよ 大丈夫 せかいは味方だ また明日       (了)



鏡心の短歌1:「肉を食う」(50首)まとめ

画像1


読んでいただき、本当にありがとうございました!! 

お気持ち、とってもうれしいです! ご縁に感謝!!です  【春霞 遠くの富士は 見えぬけど 確かにあると 信じられる朝】(←鏡心の短歌:137)