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『ひかりの歌』公開記念 往復書簡1(宮崎大祐)

杉田様、

こんにちは。
往復書簡、自分から言い出しておきながらおそくなってすみません。
いまだにどうしてこんなことを言い出したのか自分でもわからないままなのですが、おそらく2018年という平成最後の、映画なるものがほぼ死に絶えかけている時代に自分がどんなことを考え、生きていたかという記録が残したかったのだと思います。
直感的に。
ともあれ、そんなきっかけを与えてくれたのが杉田さんの『ひかりの歌』でした。
『ひかりの歌』には近年僕が見てきた日本のインディーズ映画とは少し違う手触りを感じました。
初期衝動の発露と見せかけた露悪やナルシズムに漸近した「自己表現」あるいは西洋におもねるために本質を見失った映画祭サーキット映画ともまったく違う、もっとひらかれた何かを感じたのです。
つまり、こういう枠組みでの制作である以上、当然自分のために作ってはいるのでしょうが、それを超えた何かのための映画になっているように思えたのです。

ということで、こんな時代になぜこんな映画を、そしてなぜいまだ映画を撮っているのか、という話から伺いたいと思うのですが、いかがでしょうか?

宮崎大祐


ひかりの歌 公式サイト 

ひかりの歌 クラウドファンディング(MotionGallery)

ひかりの歌 特報

大和(カリフォルニア)公式サイト


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1977年、東京生まれ。映画監督。