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セラピスト初期あるある「記事が書けない」症候群

発信は、お客様が店を選定するための材料。
自分の勝手な思い込みで「書けなくなる」のは本当にもったいないということを知ってほしいのです。

サロン運営をする際に、必ず必要なのは
自分や自分の店が、何者なのか?ということを発信すること。


発信は「安心材料」

そう思うと、発信しやすくなりませんか?

よく相談を受けるのが、
「発信しても意味があるんだろうか?」
「反応がないのに、書くモチベーションが保てない」
「技術や、仕事の内容以外を書く意味を感じない」
「書くネタがない」


初期の読者が少ない時、反応が少ない時はこのループに陥ります。

長い施術時間や、末永く利用してくださるお店にしたいと思う場合、
やっぱり「誰が施術をするのか?」というところが大きいと思うんですね。
セラピストがご新規の顧客様を迎え入れる時、どんな方なんだろう?と
思う以上に、お客様は自分のカラダを預けるセラピストがどんな人なのか?
そう思うってことを頭の片隅に置いてほしいなと思います。


サイレントユーザーの存在

記事を読んでいるけれど、特に反応もコメントしないという人は意外と多いんじゃないでしょうか?
自分の行動に置き換えてみたら気づくと思うんです。

声なきユーザーは、あなたのことが好きで記事を読んでくれています。

でも、
「へぇ~!」とか、「今日も面白かったなぁ」と一人で心の中で思っていてくれるんです。

継続して発信し続けることで、すぐでないかもしれません。
でも数年後にヒョッコリと店に来店されることが突如起こり始めます。

反応がないから・・ってすぐにやめてしまうのは本当にもったいない。
人はすぐに忘れる生き物。
根気よく、楽しみながら自分を発信することで、喜んでくれている人がいると想像することを妄想し続けてください。


当たり障りのない VS 個性発揮

うちのサロンは、私の「好き」で溢れています。
自分の城ですからね。そのお城に置くもの一つ一つにその人の個性が宿ると思うんですよね。

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人の印象は初見の数秒で決まるといわれるほど、
視覚情報、嗅覚情報、触覚情報を私は大切にしていて、
まさに私の好きで溢れているというのも、視覚情報から「私」という人間を
なんとなく察知してもらえるように「あぁ、リラクゼーションサロンってこんな感じ」というものにはしていません。


一般的には、リラクゼーションサロンは癒しを求めてこられる方が多いので
色彩心理を利用して「グリーン」や「ブラウン」を多用するとがいいといわれています。

【当たり障りのないって感じ】

チェーン店のような大衆的なサロンであれば、またセラピストさんもたくさん在籍するので統一感清潔感を持たせた方がお客様も安心するのだと想定します。

一方で私が育成しているのは、個人サロン経営者がほとんど。
または、技術があるので、これから独立しようと考えている方。
そんな場合は、何もチェーン店と同じような設えにする必要もなく、個性を発揮してみるというのも一つの手なんです。

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そして、施術時間が長くなれば長くなるほど、やはり会話する時間も増え、
付き合いが長くなれば長くなるほど、親密度もあがっていきます。
だからこそお客様にも会話のキッカケになるようなネタを仕掛けておく。
共感できる、話題を振りやすい何かをコッソリと提供しておく。

そういうささやかな気遣いが、とっても大切なことなんですよ。


個性の発揮の仕方

「個性」というと、尖っていないといけないって間違えた解釈をされる方がいらっしゃるんですけれど、それは違います。

一人一人が個性のかたまりであるということを、まずよく認識してみてください。

個人的な話ですが、柄が好きなんです。
でも、柄が好きとかって話してもピンとこないと思うんですよね(苦笑)
別にそんなことを逆にブログで書くほど知識もないですし。
でもそれでも好きであるということには変わりがない。

だからサロンのインテリアには【幾何学模様】をところどころにレイアウトしてみたり、【施術着】に柄を多用してみたり、いたるところに柄を置いています。

多分これは、視覚情報で「雰囲気好き」につながっていきます。

聖子ちゃん風のフワフワした雰囲気が好きな方は、そんなサロンへ。
明菜ちゃん風のパキっとしたどこか黒とのコントラストがある雰囲気が好きな方は、そんなサロンへ(苦笑)わかりにくい?www

視覚情報は頭で考えるよりも先に直感レベルで好きか嫌いかに分かれていきます。

インテリア、着衣、配布物、ホームーページ、展示物
お客様が目にする全てに自分の好きやこだわりを詰め込んでみてください。


好きがわからない?

それは、店を運営する上で、自分を知らなさすぎます。
一度、自分が何が好きで、何が嫌いなのか?リストを作ることをオススメします。

ぼんやりと気づいたら見ているブログや記事、
偏って探している情報、
何をしているときが楽しいのか
子供のころ、どんなことをして遊んでいたのか

いろいろな視点から自分を見て、知ることはできます。
もう少し自分に目を向けて、楽しいなぁ~って思うことをまず発信するところから始めてみましょう。



たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。