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昔、私も薄っぺらだった。

最近、新しくスタッフが入ったこともあり、

サロンでの作業を教えています。

技術力はもちろんですが、

お客様の来店前から、お客様対応は始まっています。
(なかなかもちろん完璧にはできないけれどね)


その中で、それとなく私が「当たり前」としてやっていること。

それはなんだかんだ、

「思いがあってやっている」

ということに、ふと気が付きました。

それも、意味があるんですね・・・と言われたんですよね。



すべての作業には意味があって、

効率よくするために、作業手順を決めていること。

お客さんの立場にたって、これは気持ちが悪いと感じていたこと。

間違いが起こらないための二重チェックのためにやっていること。

などなど、

セラピスト経験7年の中で、

知らぬ知らぬ間に構築してきた流れや、ルール。


すべて「なんでこうなってるんだろう?」

と、考えるところから改善を繰り返してきた。


そういう風に作りこんでいくようになったのも、

高校時代のとある出来事に遡ります。



元々、あまり「なんで?」なんて考えるタイプでも、

言われたことしかやりたくないタイプ。


宿題も、勉強も嫌いでしたし(苦笑)

劣等生。というか、やりたくないからやらない。

好きなことしかやりたくない。

(これはまぁ今も変わらないけれど)


そういう私に、

当時の担任に、面談でこう言われた。


「お前は言われたことしかやらない」


全くそういうタイプだと考えたこともなかったのと、

その担任が嫌いだったことも手伝い、

めちゃくちゃ腹が立った。


その一言が、私に考えることをさせた。


今思うと、

そんな私にしてくれたこの一言、

そして嫌いだと思っていたこの先生には感謝するばかり。


事実、言われたことしかしない。

疑問にも思わない。

言われた通りやっておけばいいんでしょ?


このやる気のない、

自分に意思のない、

深みも奥行きもない、


そんな私から、卒業できた。

悔しいって思うのも、たまには必要で、

そして、そういう悔しい思いや、

むかつくっていう思いが出てきた時、

人は、冷静に自分を見直す絶好のチャンスなんですよ。



さて、このコロナで、

むかつく、悔しい、思う通りにならない。

そういうこともたくさんあった2020年でしたよね。


それでも、

考え方ひとつで、前進ができる。


ちなみにタイトルにある言葉は、

私がその嫌いだった担任に言われた言葉。

くっそーー!!!!!ほんまむかつく!

って思っていましたが、

今思うと、私にエンジンかけるための愛だったと知る。


私も大人になったなー。

たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。