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私のお気に入りの場所、台所

私のなかで、台所は特別な場所。

ごはんが出来上がるところで
美味しい匂いにつられてみんなが集まるところで、
ちょっと弱音を吐けたり
怪我をしたり体調が悪い時にはお手当ができる
そんな家族みんなの保健室みたいな感覚があります。

外から疲れて帰ってきたら、まず台所でホッとできる。
帰ってきた家族を台所からおかえり!って出迎える。そんなイメージです。



家族と私が元気になるところ

家族が、ワクワクどきどき楽しみにしてくれているようなご飯は毎日は作れない。
でも、ちょっとひと工夫を知っていると、ひと皿がぐんと美味しくなる。
それは、頑張って作るおいしさとは、また違うことに気づく。

頑張って手の込んだものを作らなくても、おいしくなるのか!!

その発見が新鮮。
肩肘張らないのに、おうちごはんがおいしい。
そのお皿を囲む食卓はどこかホッとする。
楽ちんごはんというイメージもあるけど、手抜きではないひと皿。
そんなあたたかさの発見と驚きの連続が、よりいっそう、台所仕事をわくわくさせるのです。



家族の集まるところ

そんなおいしくて楽しい台所には、いつも家族が集まってきます。台所で包丁の音を聞きながらいい匂いに囲まれてつまみ食いなんかしちゃうと、ついつい本音を話したくなります。

“今日こんなことあってね”
“実はこんなこと思ってたんだ”

なぜか本音を話したくなる台所は、まるで心の保健室みたい。

大切な人の素直な声を聞くと、自分も素直になれる気がするのです。


台所は保健室

“食という漢字は、人を良くすると書くんだよ。”
かつて私にお料理を教えてくれた先生が、教えてくれました。なるほど!そう言われてみると、心当たりがあります。
りんごは便秘に、生姜は風邪の引き始めによく効く気がします。
夏の暑い時期には水分の多い野菜が取れるし、冬の準備をするころには根菜も取れる。
食という漢字の成り立ちも、季節で取れるお野菜のことも、台所のお仕事全てが人を良くすることにつながる気がします。


今日も台所から笑顔としあわせを紡いでいこう

台所って、実はこんなすごい場所なんです。
私は、自分の台所もそんな風にもっともっと心地よい場所にしたいし、今日も台所から笑顔としあわせを紡いでいきたいなと思っています。

私にも家族にも大切な場所、一緒に作りませんか?

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