『アラフィフ女の恋愛心理』52才バツイチ女の、お気楽ひとり暮らし#16
今日は、大好きな友達の誕生日祝いにやってきた。
同世代の彼女は、私の数少ない友人のひとり。
彼女と会わせてくれて、神様ありがとうと大袈裟な話ではなく日々思っている。
さて、女友達と会うと、話題は8割が恋愛の話、いわゆる「恋バナ」だ。
今日は品のある空間で、品とは縁遠い話題でひそかに盛り上がった。
「男が46歳で5回」
大人の皆さんなら、これだけでおよそ内容は検討がつくだろう。
私の口からは、これ以上は言えない。
ただ、これだけは言わせてほしい。
回数よりも、内容が大事だ。
そして残念ながら私の話ではないことも、併せてお伝えしておく。
もちろんその話だけではなく、その男性との日々のやり取りや、気持ちの変化、これからの方向性などなど、話は尽きることがない。
彼女に限らず、私のまわりのアラフィフの友達は、ほぼみんな恋をしている。
彼氏やパートナーがいて、一緒に住んでいる人、遠距離恋愛の人、10年以上一緒に住んでいるけど事実婚を貫く人、それぞれの事情と恋模様がある。
彼女たちに共通しているのは、自立していること。自分の仕事に誇りを持っていること。人生のミッションを明確に持っていること。
そして毎日を楽しむこと。
とにかくみんなキレイだ。
ちなみに、最近恋をしていない私は、いつも聞き手にまわっている。
私も、離婚してから何もなかった訳ではない。
ただ、私は色恋ゴトになるとどうやら鈍いのと、極端な性格が災いしているようだ。
例えば、ある男性は、やたら色々相談してくるなと親身に相談に乗っていたら、後で知ったのだが私に好意を持ってくれていたらしい。周りの友達は気づいていて、私だけ最後まで気づかなかった。いやいや、ちゃんと言葉にして?
長く恋愛から離れていると、こうも鈍くなるのか。
いや、私はもともと鈍い女だった。昔から分かりにくい人が苦手。変化球は要らない。直球どストレートな表現をする人が好きだった。
厳密に言うと、お互いに気持ちを受け取りやすい、届けやすい人が好きかな。
こればかりは相性の問題だと思う。
私は好意を持っていても、相手が何を考えているのか分からないと、「あ、もういい」とスッと階段を降りる。しかも早い。
では、50才を超えた今の私もそうなのだろうか。今はそれすら分からない。
ただ、独身の若い頃よりも、純粋に相手を見れると思う。
それは、子どもを産んで育てるとか、どこに住みたいとか、収入も肩書きもタイミングも考えなくていい状態だから。
それって最高じゃない?とさえ思っている。
私は自分のことを、こんなに簡単な女はいないと思っているが、「きょんちゃんは分かりづらい」「ちょっと何言ってんのか分かんない」と周りの友達に言われるので、自己分析の下手さも昔から変わっていないようだ。
若い頃、50代になってまさか恋愛話をするとは到底思わなかった(想定外の人生だからな)。
「この年になっても、恋の話ができるなんてありがたいね」と2人で笑った。
新緑の気配が広がる気持ちの良い場所を散歩して、楽しい一日が終了。
さて…私の春は、いずこ?
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
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