「引き寄せ難民は、やり切ったら飽きる」話　＃39

こんにちは。きょんです。

誰もが一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか。特に女子。いわゆる『引き寄せの方法』。
今回は、わたしが引き寄せにハマり、引き寄せられない難民を経験して得たことをお伝えします。

今や、たくさんの書籍やSNSで、引き寄せは人気のネタとして取り上げられていることが多いですよね。昔の『霊感』という言葉は『スピリチュアル』といった、どことなく洒落た言葉に変換され、誰でも霊的なことを公言するのに抵抗がない時代になりました。

で、私には霊感はないですが、一時期『引き寄せ』に凝った時期がありました。

『素敵な彼がほしい』『たくさんお金が欲しい』といった分かりやすい願いを現実にするため、ありとあらゆる情報を漁りました。

本を買いまくり、気になったところには蛍光ペンでラインを引き（受験勉強かよ）、いくつものページに付箋を貼り、YouTubeで朝と晩に『これを見れば奇跡が起こります！』みたいな動画を観て、ラジオも聞き、そして祈る・・・宗教かよ。貪欲ゆえに狂おしく（しかも真面目に）取り組む哀れな姿・・・

そうしたらですね、全然引き寄せられませんでした。
似たような事象は引き寄せるのですが、どれもズレてましたね。

おそらく、『必死に引き寄せしなければならない私』を引き寄せていました。これぞ本質では…笑　それに気づいた瞬間、本をソッコー全部捨てて、妙な動画を観るのも辞めました。

約１カ月間、とことんやったことでスッパリ飽きることができたのが良かったかも。

引き寄せ難民当時、インスタライブをされている、ある引き寄せインフルエンサーの方に注目してました。「みんなで引き寄せしようぜ！願い叶えようぜ！」的な、一定期間入る某コミュニティの宣伝をされていました。

毎回インスタライブには何千人という人が視聴していて、決して安くない入会費でしたが、２週間ほどで7000人を超える人がこのコミュニティに入っていったんですよ。ざっと計算しても、売り上げは「億」を余裕で超えてましたね。
みんな、引き寄せたがっているんだ・・・私と同じだ・・と思うと、余計に冷静になれました。

「あの人たちは一回入ったら、全員が叶えられるのだろうか？」「一度入ったら、もう似たようなコミュニティに入らなくて済むのだろうか？」
データが見てみたい。どれくらいの人が叶えられたのか・・・てなことを考えていたら、どんどん気持ちが冷めていきました。

どんなことでも、やってみて「あ、違う」と思って辞めるのと、何もせずに「辞める」「しない」という判断をするのとでは全然違います（自分を正当化する）

私も一定期間、引き寄せ難民として暮らしみて「こりゃヤベーな」と気づくことができたので、おそらくこの先同じことはしないで済むんじゃないかなと。

ただ、引き寄せの魔術から手を引いたとはいえ、実現したいコトは当然ありますし、今はその階段を上っているところです。

「今日は絶対赤いブラウスが欲しい！」と思って意気込んでデパートに行くと見つからなくて、まったく頭から忘れ去ったころに、たまたま通りがかったお店に描いていた通りの赤いブラウスを見つける・・・そんなことありません？

人も、モノも、コトも、執着を手放したほうがうまくいく気がします。
しかし、執着を手放すって結構難しい。人はなんと欲深い生き物か。

あなたは、手放したいものありますか？

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