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アメリカではバスターミナルが邪魔者になり始めている

こんばんナマステ❤️Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

恥ずかしながら日本語の方で読んだんだけど、

原記事はこちら。

どっちにしたってWSJに金払ってないから触りしか読めないけど、話の大凡はわかる。

多少別記事も参考にしつつ、

アメリカ最大の長距離バスネットワークを持つグレイハウンドのシカゴにおけるバスターミナルが保有者のファンドが売りに出したことで潰されるかもしれないということ。

バスターミナルが潰された場合、バスは路上で発着して乗客は外で待つことになる。

流石にバス停は置かれるにしても、イメージ的には高速ツアーバス時代の新宿西口のようなカオスぶり。

今、バスタ新宿で発着しているバスが全部路上に出たらどんなことになるか、考えてみてほしい。

日本ではバスタ新宿の成功を受けて、日本各地に「バスタ」を設置する計画が進められている。

「バスタ」とはなにかといえば路上のバス停を発着していたり、事業者毎にバスターミナルやバス停が分散しているのを集約、それも現在計画されている各地を見れば鉄道駅直結という条件もあるみたい。

シカゴの動きはそこと逆行している。

何故こんなことが起きるのかというと、アメリカのバスターミナルの大半はダウンタウンのなかにある。

というか韓国みたいにバスターミナルが郊外にあって、わざわざそこまで乗りに行く国の方が珍しい。

シカゴにしてもバスターミナルのある場所はダウンタウンではないけども、再開発が進むウェストループというモダンな地区。

日本でもそーゆー傾向はあるけれど、アメリカでは長距離バスは低所得層の乗り物とされており、

都市部における土地の高騰が続くなかでダウンタウンの広大な土地を低所得層に占拠されるのは無駄だと考えられるようになっている。

バスターミナルなんか潰して再開発施設にでもした方がいいじゃん、って話になるわけよ。

こーやって再開発によって低所得層を追い出してしまうようなことをジェントリフィケイションというけれども、これは露骨過ぎるケース。

アメリカにも100ドルを超す運賃を取る高級バスは存在する。というか日本のバスよりずっとすごいやつもある。

でも、それは安かろう悪かろうのグレイハウンドには関係のない話。

グレイハウンドが高級バスも取り扱っていたら、それなりの所得層も利用するので話も変わってくるけどね。

このままいくと土地の足りない大都市ではグレイハウンドのバスターミナルはどんどん再開発の餌食に遭い、路上に放逐されるか、郊外に移転せざるを得ないのではないかという気がする。

ニューヨークのポートオーソリティバスターミナルのように公営で置かれているところはいいけどさ。

シカゴにおいてもシカゴ市当局が介入して今のバスターミナルを守るか、都心部にバスターミナルを用意するしかないんじゃないかなぁ。

ディベロッパー的視点でいえばバスターミナルなんていらないのかもしれないけど、ミシガン湖畔とはいえ内陸部にあるシカゴは交通の結節なくして繁栄を維持できないわけで。

全米的にバスターミナルの重要性を再確認してほしいところ。

ってゆーかニューヨークが都心のど真ん中に巨大なバスターミナル置いてるんだから、その意義を他の都市が知れって話。

それじゃあバイバイなまらステ❤️厚沢部煮切でしたっ✨


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