いよいよインバウンドが帰ってくる❗️どうなるインド人訪日旅行⁉️前篇~黄区分国は蚊帳の外
はじめに
こんばんナマステ💛💛💛Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️
SNS見ていただけるとわかるように今札幌に来ているんだけど、その話はまた追って書こうと思う。
今日・明日は昨夜の #Clubhouse 『 #インドの衝撃 ( #インド大学 )』で話した日本政府の #インバウンド 受け入れ再開と今後のインド人 #訪日旅行 がどーなっていくのかという話をしていくことにするよ‼
音声版はこちら(約35分)
この音声版の時点ではまだ外務省による各国の入国区分がわからなかったので、そういう風に喋った。
でも、昨夜Clubhouseが終わった時点ではもう区分が発表されてインドは悲しいことに「黄」にされてしまった。
昨日書いたように正直不当だと思っているけれど、これからは一日も早い「青」への昇格を訴えていくしかない。
音声版と違って、インドが黄区分国になってしまったということを踏まえてこれから書いていくことにする。
それじゃあやっていくよ💨💨💨
インバウンド復活へ
5月5日、岸田首相はロンドンの金融街シティにおける講演で「インベスト=イン=キシダ」でも話題になったのだけど、
そのなかで「6月には、他のG7並みに円滑な入国が可能となるよう水際対策をさらに緩和する」と表明、
その後も6月からのインバウンド再開に向けての前向きな発言が続いている。
そして観光庁は今月、アメリカ、オーストラリア、タイ、シンガポールの4か国から少人数ツアーの実証実験を再開、6月からの段階的緩和に弾みをつけている。
最初は昨年のうちに実証事業をやる予定だったのが、そんなこと言ってられない状況に陥ってしまったんだよね💦
そして昨日、岸田首相は正式にインバウンドの受け入れ再開を表明した。
内容的には以下の3つ。
①6月10日よりインバウンドを添乗員つき団体ツアーに限り受け入れ再開
②6月1日から入国人数の上限を1日1万人から2万人に緩和
③6月中に新千歳空港と那覇空港で国際線の受け入れ再開
まだまだ限定的とはいえ、いよいよ山が動いたね、ってとこ。
インバウンドの明暗分ける三区分
これと連動して6月1日より水際対策の緩和が行われ、オミクロン株に関する知見、各国・地域における流行状況、日本への流入状況などのリスク評価、ワクチンの有効性等を踏まえ、各国・地域からの流入リスクを総合的に勘案し、国・地域を赤・黄・青に区分して水際対策措置を取っていくことになっている。
赤
ワクチン3回目非接種者…入国時検査を実施した上で、3日間の検疫施設待機
ワクチン3回目接種者…入国時検査を実施した上で、3日間の自宅等待機
黄
ワクチン3回目非接種者…入国時検査を実施した上で、3日間の自宅等待機
ワクチン3回目接種者…入国時検査・待機なし
青
ワクチン接種の有無を問わず入国時検査・待機なし
6月20日、松野官房長官は「入国者ベースで8割程度の国・地域は、入国時検査と待機を求めない国・地域となる見込み」とした。
んで、6月からのインバウンド受け入れは、青→黄→赤の区分とワクチン3回目接種の有無によって区別されることは明白。
って言ったら案の定そうなった。青の国から始めるってさ。
青区分国の国については国内外からの開放要求が強いため、個人旅行開放までの流れは結構速いのではないかな。
ということで、インドは青区分に入れるのかなぁ、なんて話してたら入れなかった😢
黄区分国の悲哀
青区分と黄区分では天地の違いがあるんだよ。
黄区分の場合、ワクチン3回目接種をしないと円滑なツアーは組めないといっていいけれど、5月26日現在インドでは2.3%しか3回目接種を終えていない。
また、日本ではインド製ワクチンであるコヴァクシンの1・2回目接種を認めているけれど、3回目については認めていない。
さらにインドで一部使われているロシア製スプートニクVについては政治的な関係もあり認可は絶望的。スプートニクVを打ったインド人の入国は難しい。
青区分であれば、当初こそワクチン3回目接種の有無が区別されるだろうが、そう遅くないうちにその区別は無くなっていくものとみられるけどね。
しかし黄区分ならこの区別は当面の間厳然と残り続けることが予測される。
というか、2.3%しかブースター接種をしてないから黄区分国にされた面もあるけど。
旅行者数なら第2グループ
また、インドは日本のインバウンドの優先順位としてはどのくらいなのかという問題もある。
インドは2019年の訪日数では17位、ただし他国の訪日目的の4割以上が観光なのに対しインドは2割しかない。
数の上では30位とか40位とかってことになるので、積極的にインドからの観光客を誘致しなくてもいい、という判断をされても仕方がないけれど、JNTO(政府観光局)のビジット=ジャパン重点22市場には入っている。
青区分に入れれば、重点市場のうち近隣諸国及び米国が数の上で優先されるとして、その次に欧州・中東と並んでインド、という優先順位になりそう。
青区分国になれたらさ💦
青い鳥を追いかけて
これから青区分国はどんどんインバウンドが開放されていく。
それはまた日本人にとっての開放にもなり、それらの国へのアウトバウンドも加速していくだろう。
しかし黄区分国はどうかといえば当面の間蚊帳の外に追いやられ、インバウンドもアウトバウンドも進んでいかない。
インドはこれによって青区分国の半年から一年は流れが遅れざるをえない。
だったら黄区分国の待遇改善とか待ってる場合じゃないでしょ。今すぐ青区分国への昇格を要求したい。
この人の政治力に期待すべきなのか。
どうしてインドより100万人あたりの感染率が遥かに高い国が青区分なのかまったく理解できない。
この際だから、インドの街を全部ジョードプルと同じように青くして日本に抗議しようぜ。
それはまあ冗談としても、本気で青区分国への昇格を狙っていかなければ、この先の旅行市場についても大きく差がついてしまう。
黄区分国としてできることからやっていこう、じゃダメなんだよ。
青い鳥を本気で捕まえにいかなきゃ。
おわりに
というわけで、すぐにインドからのインバウンドが来ることはなくなった。
しかし、準備をしなくていいというわけじゃない。
いつ青区分国に昇格するか、黄区分国の待遇が改善されるかわからないのだから。
ということで、明日はインド=インバウンドのこれまでとこれからを考えていきたい。
それじゃあバイバイナマステ💛💛💛暑寒煮切でしたっ✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?