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こんにちは!ワイポケのKYONです。

ポスター作成や、駅看板、チラシなど、
少しずつ形になってきており、世間の方々にも見てもらえる環境が整ってきたと思います。

今回は、開業の経緯までに、
なかなかうまくいかなかった
物件探しや資金調達のお話などをしていこうと思います。

私は、大体6月あたりから、(ちょっとした内見も含めたら更に数ヶ月前)拠点となりそうな物件の視察を始めました。

間取り、周辺環境、建物構造、現状状態、
固定費となる家賃等、まずはいろんなパターンを知るために内見をしまくりました。

そして、7月後半からは良しとしたところに申し込みをしていきました。

内見▶︎申し込み

まずここで、最初の難関だなと。

大体のオーナーさんは、

申し込み後に、事業の内容を確認し、

契約をするかどうかの可否を決定します。

仲介する管理会社へは、事業内容を説明し、

「それであれば、問題なく行けそうですね!」

という物件でも、

申し込みをして、いざ蓋を開けてみると、

「すいません、オーナーからNGが、、」

とまぁ、こんな調子が私の覚えている限り、

ざっと20数件。
(申込まで行かずに口頭で断られた件も入れたら、40件以上はあると思います。)


拒否の理由は、総じて「音」。

スタジオ事業において、

音は命です。

ラーメンで言う、スープです。

後は、「子供」。

子供自体の元気、フレッシュさを五月蝿いと

みてしまうオーナーさん、
または怪我やその後のクレーム等で親御さんに何か言われたりするかも。。
など、
予期せぬケースの未然防止というか、

そんなことで?

という感じでした。

「工事のお話や、事業について、もっと私からオーナーに説明させて下さい!」

何度もアプローチを重ねましたが、

直接オーナーさんとお話しできる件はありませんでした。

ましてや、管理会社の担当者さんはほとんど、

フィットネスに関しては、皆無。

私の事業についても、

「あーエアロビのやつですね!」や、
「◯リーズブートキャンプ的な?」

のような返しばかりで、、

まぁいいんですが、

同じ説明と、申し込みに同じような書面を書き続けるのは結構堪えました。

そんなこんなで、結果的には

良い物件に巡り合うことはできずに、

どうしたものかと、とぼとぼ歩いていると、

オレンジの建物。

そこは、多目的でレンタルしている施設でした。

そこで、オーナーさんとお話しし、
事情を説明しました。

とても良心的なオーナーさんは、

地域の子どもの遊び場、コミュニティの場

というものを大切にしており、

とても共感できます。

東川口は、ファミリー世帯の多い地域なのは

居住していてわかります。

その中で、子供、大人へフィットネスで貢献しよう。

そんな、思いをオーナーは汲んでくれました。


早速、活動拠点をこちらと決め、

内装工事等の初期費用は大幅に下げて事業はスタートできることになりましたが、

それでも、機材費の確保、広告費などは十分ではありません。

日本政策金融公庫(公庫)、信用金庫へ話をしにいきました。


どちらも事業プランについては、パラパラとめくり、その後、

「内容はしっかり作り込まれてますね。」

「あとは物件が見つかると、と言った所ですね。」

物件について、
・賃貸借契約でないこと
・プログラム提供元の法人との契約締結の所在地として扱うこと

以上を説明しました。

ただ、

「ここの地域でやるという、証明がねぇ。ちょっと薄いので、借りれるかどうかのお話しより、融資審査に乗せるかどうかが難しいかもしれません。」

えっ。

「事業の内容は良いんですよね?!
私はこの事業を、今住んでいるこの地域の人たちに伝えたい、そうプランにも載せています!」

「そうなんですけど、、、あっちこっちにウロウロされるかもしれないじゃないですか。店舗がないなら。」

自分の店舗ではないということで、
融資の審査をするかどうかの段階での信用がとても低いということを言われました。

「ちゃんと話聞いてんのかよ、、、」

と頭の中では思いましたが、融資のプロセスは変えられるはずもなく。

「では、この地域での活動という証明を出せればいいですね?
1パーセントでも融資の可否のステージに上がる可能性があるのなら、チャレンジは自由ですよね?」

「それは、まぁ大丈夫です。」

反応としては、公庫さんよりも、信用金庫さんの方が親身になって聞いてくれた方かと思います。
(私の感覚です)

これから法人の登記が完了したら、
登記謄本、プログラム法人契約書類をまとめて、融資の申請をする予定です。


可能性は、言われたように低くても、

1%でもあるのであれば、チャレンジしてみようと思います。



そんなこんなを進めていることを、

実の父にも話してみました。


話は逸れますが、

父は昔、けっこうな悪さをする人だったと聞いています。
実家に帰れば、
「京極のせがれか?!」とばかりに近所の人は寄ってきたり、
ちょっと近くの飲み屋に行ったりなんかすると、「お前の父ちゃんは怖かったんだぞ〜」とか知らない人に声かけられたりと、良い迷惑でした。

子どもの時はぶん殴られることは日々ありましたし、

家のガラスが割れるようなこともしょっちゅうありました。


そんな親父から、一言、

「恩を仇で返すことが無いようにするのは前提で、できる限り、恩を使わしてもらえ」


仇で返し続けた親父ですが、だからこそ今、
もらった恩のありがたみを一番に感じることができるんだなと聞いて思いました。

私がこれまで過ごして、
いただいてきた恩や縁を汚さずさらに頂きつつ、それを力に変えていけるよう、
恩を頂けた方々から
「京極に渡してよかった」

そう思ってもらえるような行動と、生き方をすべきだと改めて感じました。

少しの可能性でも、

皆さんと繋がりを大切にしながら、

皆様のご恩を忘れないために、

そんな思いでも、、

初めてのクラウドファンディングに挑戦してみました。


どうせダメでしょ、


意味ないよ、


そんな意見は、


気にならないとは言いませんが、


私は、1%でも進めたいと思う、

そんなことを始めるつもりでいます。

そんなこんなで、本日は法人の登記が完了した、と思います。(要確認)

"光芒"を見つけて少しずつ歩いて進む、

自分の人生、生きてるなぁ、

と感じるこの頃です。

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