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教育・保育の質向上の為に🌈


久しぶりにインプットする時間ができたので、
ずっと見たくてチェックしていた

国立教育政策研究所
令和5年度教育研究公開シンポジウム
「幼児期・架け橋期の教育の質向上を目指す研修と研究の在り方」をYouTubeで見てみました👀


◎めも
〈京都教育大学 教授 古賀さん〉
・スタートカリキュラムでなぜ遊びをするのか、どんな子どもの経験を大切にするか、何をねらいにするのか…が大切。
・子どもの教育の意味と価値を言語化するインタープリター(通訳者)が必要
・越境的対話(園と小学校の垣根を越える)を心がける

〈東海大学 准教授 寳來さん〉
・手ごたえ感覚(ポジティブ感情)を感じられるように
・スタートカリキュラム…アクティブラーニング
“教える”→“子どもの思いを尊重する”
・子どもたち自身が問いを見つける→探究する方法を共に考える「話し合う」

〈CEDEP  野澤さん〉
・乳幼児期の保育・教育の質に関するシステムアプローチは、園・自治体・国が連携して考えていく
・子どもと保育者の関係性(安全基地)✖環境構成の質
⇒質の向上につながる

〈白梅大学 無藤さん〉
・幼児教育→小学校への接続が焦点
今まではガイドライン作成や研修を増やしてきたが、実践にどう活かすかが最重要
・保幼小、顔が見える関係は大切で、互いにリスペクトし合い、議論する、対話する、相手の実践からポイントを発見する→子どもを中心にして話し合う

〈全体〉
・保幼小接続のイメージ

「保育の学校」 無藤隆著

・「子どもは学び手である」ことを保護者にも伝えていく。見通しも合わせて伝える。
・保幼小の連携の中で、自分の保育観や教育観が揺らぐことはあって良い、子どもの願いを叶えるために…を考える
・対話を活発にするには…
動画を見て感想を本音でシェアする、心を動かして話をする、自分事として捉える、共通点を見つけてキーワードやテーマを設定する、全員が参加する(少グループ化する)


◎感想
・スタートカリキュラムや保育は、表面的な言葉で留まらずに、内容やねらい、遊びの中の学びを言語化して、子どもにとってどのような取り組みが良いか話し合っていくことが大切。
・保育の質の向上には、子どもを中心にして議論すること、子どもの願いを叶えるためには…を考えて環境構成をすることが必要。
・子どもの探究心を伸ばす取り組み、活動、保育をしていく。→個人ではなく、園全体で、自治体で考える(小学校とも連携していく)




この公開シンポジウムを見て、
2つ前の記事でも投稿した探究活動は、とても意味のある実践だったと改めて感じています。
実際の保育を展開する中で、子どもたちの思いや主体性、探究心を育みつつ、保育士自身の振り返りや学び直しの時間も非常に重要だと感じる日々…
何か自分にできることはないかと記録しながら模索しています。

「自分事として、保育の質の向上を多方面から捉える」
その先で何をするか、考えて行動していきたいと思います🌈

2024.7.11(木)



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