最近の記事

【Tableau】WINDOW関数

WINDOW_AVGやWINDOW_SUMなどいくつかある中でWINDOW_AVGについて説明します。 WINDOW_AVGとは? 例1: WINDOW_AVG(SUM([売上]),0,0)は、0から0までの各SUM([売上])の平均を求めるという式。ここで'0'は現在の行という意味であり、現在の行のSUM([売上])は1つしか値がない為、結果の値も現在の行そのものになる。 例2: WINDOW_AVG(SUM([売上]),-2,1)は、現在の行('0')を基準にそ

    • 【Tableau】FIRST、LAST、INDEX

      FIRST、LAST、INDEX、SIZE関数についてまとめていきます! 下のリンクでTableauの関数一覧を確認できる FIRST関数最初の行0、次の行から-1ずつ減少 ・サブカテゴリを行にドラック ・「FIRST()」の計算フィールド作成 ・作成した計算フィールドをテキストにドラック どんな場面でFIRST関数を使用したら良いか? 例:1行目と3行目の売上のみ表示したい ・オーダー日(年)を行にドラック ・「IF FIRST()=0 OR FIRST()=-2

      • 【Tableau】テーブルから“Abc"を削除する方法

        Tableauではディメンションを行列に追加すると自動的に"Abc"という文字が表示されます。これを簡単に非表示にする方法について紹介していきます。 STEP1. 計算フィールドに「CHAR(32)」を入力 ”CHAR()”関数はASCIIコードを文字に変換するとき使われる。 例えば、CHAR(65)を入力すると、文字「A」が返ってくる ASCIIコード”32”はスペースに変換されるので、テキストにドラックすると”Abc”をスペースに置換してくれる! STEP2. 作成

        • 【Tableau】LOD計算③(Fixed)

          いよいよLOD計算シリーズの最終投稿です! VLOD、Include LODについての解説はこちら Exclude LODについての解説はこちら Fixed LODVLODとは独立で、特定ディメンションを固定して集計したいとき Flexibility of Fixed LOD Fixedは柔軟性が高い為、Include LOD、Exclude LODよりもっと活用しやすい VLODとの関係 Include & Excludeは常にVLODから追加するか・除外するかを

        【Tableau】WINDOW関数

          【Tableau】LOD計算②(Exclude)

          VLOD、Include LODについての解説は前回の投稿へ ExcludeVLODに含まれた特定ディメンションを除外して集計したいとき 上のグラフに以下のようにExclude LOD計算を追加すると、 サブカテゴリを除いたExclude LOD計算式をビューに入れると、 サブカテゴリレベルを除外し、カテゴリレベルの平均売上になる VLOD(サブカテゴリレベル)を表現する為に、各カテゴリ別に同一の数値が複製される Excludeの例題① 例:各都道府県の地域に対する

          【Tableau】LOD計算②(Exclude)

          【Tableau】LOD計算①(Include)

          LODとは? ・Level of Detail:どのくらいの粒度(レベル)で集計されているか ・Viz LOD:Vizの詳細レベル。 CountryやResion、Stateなど、ビューにドロップするディメンションに応じて、データが適切に集計される。この時に集計されるレベルが「VizLOD」。 より粒度が細かいディメンションをビューに追加すると、集約度の低いVizLODとなる。 VLODを変更する場所 →行、列、ページ、色、サイズ、ラベル、詳細、パス Syntax fo

          【Tableau】LOD計算①(Include)