【Tableau】WINDOW関数
WINDOW_AVGやWINDOW_SUMなどいくつかある中でWINDOW_AVGについて説明します。
WINDOW_AVGとは?
例1:
WINDOW_AVG(SUM([売上]),0,0)は、0から0までの各SUM([売上])の平均を求めるという式。ここで'0'は現在の行という意味であり、現在の行のSUM([売上])は1つしか値がない為、結果の値も現在の行そのものになる。
例2:
WINDOW_AVG(SUM([売上]),-2,1)は、現在の行('0')を基準にその2つ前の行('-2')から、次の行('1')までの全てのSUM([売上])の平均を求める式。
1行目の中国地方の場合は、2行前が存在しないため、中国地方+中部地方のWINDOW_AVGの値は'31,184,149'となる
例3:
WINDOW_AVG(SUM([売上]),FIRST(),LAST())は、最初の行から最後の行まで全てのSUM([売上])を求める式。つまり、行の値と関係なくFIRST()は1行目、LAST()は最後の行を意味するので、結果全部同じ値が返ってくる。WINDOW_AVG(SUM([売上]))とも同じ意味。
例4:
WINDOW_AVG(SUM([売上]),FIRST()+2,LAST()-1)は、最初から+2行目から最後から1行前までの全てのSUM([売上])の平均を求める式。
もう一つ例題!
Q:2014年度の第3四半期の利益が2014年度の全四半期の平均利益との差は?
・オーダー日(四半期)を列にドラック
・利益を行にドラック
・マークを棒に変更
・以下の計算フィールド作成し、行にドラック
・行に追加した計算式をクリックし、計算の仕方をペイン(横)に変更
・オーダー日を色にドラック
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