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そういう風になっている〜ツナグ〜想い人の心得

「皆、それぞれの道を行きましたけど、本当はあなたとずっと時を過ごしたかった。運命が少し違ってたとしても、それでも選べるならあなたの生きている世界で、私は生きたかった。他の人だって同じです。」(抜粋)

あんなに大好きだった本を読むという行為がなかなか億劫になってしまって1冊読むのに昔では考えられないくらい時間がかかるようになってしまった。

でもそれは悪いことばかりではない。
じっくりと一つ一つの言葉を噛み締めながら味わいながら丁寧に読むようになったと思うから。

読みさしの本をようやく読み終えて、欲しかった言葉と出会う。

ああ。そっか。
6年前でも5年前でもなく去年でもなくて今、この言葉が必要だったんだな。
って。


スピリチュアルと言ってしまうのはどうしても抵抗してしまいたくなるんだけれども。。
出会わなければいけない人や言葉や音楽は出会うべき時に出会うようになっている。
そういう風になっている。

またひとつ、勝手に背負ってしまっていたものを降ろせたかなと思う。

そして今日も世界は変わらず回るし日常は過ぎてゆく。

大好きな作家さん辻村深月の『ツナグ〜想い人の心得』より。
映画化もされた『ツナグ』の続編。

ペースは落ちたけれど、本は好き。
少しずつゆっくり読んでいこうと思う。




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