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あなたは100年カレンダー持っていますか #48

「100年カレンダー」

この存在を知っている人はどれだけいるだろうか?
月・年のカレンダーは毎年毎年新しいものが出るのでよく目にするだろう。営業マン界隈では年末頃には、自社のカレンダーを持ってあいさつ回りをするため馴染みが深い。手帳にしてもしかり、1年単位か長くても知る限り3年までが最長と思う。100年手帳ではとてもじゃないが持ち歩きもできないくらいになってしまう。100年カレンダーはいたってシンプル。スタートの日から100年後の日までが記載されている。一般的なカレンダーのようにめくることなく、100年が一目瞭然でわかる。仮に、自分が生まれた年がスタートの100年カレンダーがあるならば、最終年には100歳だ。
人生100年時代といわれている今、100年はあっという間か、とてもとても長いのか?意識する最高のツールであると感じる。
100年カレンダーを知って使ってみて欲しい理由を3つ紹介する。

あっという間に気づく

100年で考えると1年などあっという間だ。誰にでも平等に与えられるのが時間である。自分も年齢を重ねれば子供も年齢を重ねていく。子供であってもいつまでも子供であるわけもない。同じ人間として年齢を重ねていくんだなと改めて実感ができる。自分の親もそうだろう。いつまでも子ども扱いをしてくるかもしれないが、このカレンダーを見たら思うはず。自分と共に子供も年齢を重ねていくのだと。我が家の長男は現在小学5年生。まだまだこどもかもしれないが、実はあと4年もすれば受験を考えなくてはならない。もう3年すれば就職するのか進学するのかの選択を迫られる。時間なんてあっという間に選択を迫ってくる。日々貴重な時間を大切にしなくてはならないことを実感する。


この中に自分の死ぬ日があるかもしれない

今のところ人間は100%の確率で死を迎える。
これはまぎれもない事実。自分の先祖たちが死を迎えてきたように、我々世代も、そして子供たちの世代も。我が家の100年カレンダーは四男が生まれた年がスタートのカレンダーだ。2027年には夫婦ともに40歳を迎えるが、今4歳の三男は10歳になる。2047年には夫婦が60歳になり三男は30歳になる。順当にいけば未来のこの日を迎えることができるかもしれないが、もしかしたらそのまえに死を迎えることもあるかもしれない。こればかりは自分ではわからない。2087年、夫婦で100歳を迎えることになる。今は35歳であり65年後にあたる。おそらくこの日に生きている確率の方が少ないだろう。しかし、可視化することによりよりリアルに体感することができる。


大切な人とシェアをする

家族でもよいし、恋人でもよい。友達でも会社でも良いかもしれない。
誰かとシェアすることによって考える機会ができる。
いつも先送りにしてしまう癖がある人には、その先ははたしていつまであるのだろうか?などと考えるキッカケになるかもしれない。
子どもや奥さんとの時間もそうだ。いつまでもこの時間がこのまま続くとは限らない。だからこそ、毎日の日々を大切にしてほしい。明日も当たり前に続くとは限らない。だからこそ、今の瞬間を大切にしよう。


さいごに

このカレンダーを知ってから購入しわかったことがある。
未来の日付は遠いと思うが、実は一日一日はあっという間に過ぎ去る。
今日できることを明日に先延ばしにし、明日も明後日に先延ばし・・・
時間は有限だ。今日を精一杯心残りなく生きていくためにも、100年カレンダーを使ってみるべきであると思う。

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