1/100.夫婦だけの時間を定期的に作る
■TO DO 何するの?
▶月に最低1回、数時間~1日 夫婦だけの時間を過ごす
▶子供がいない状態を作ることが鉄則!
学校、保育所に行っている日 or祖父母、ファミサポさんなどにお願い(お金を払ってでもする!)
▶することは自由!
映画を観ても、ランチや飲みに行ってもOK!普段子連れではいけない場所がおススメ!!
▶3か月~6か月先まで予定を決める
あらかじめ決めないと忙しくて実行できなくなるため、先に日時を確保するのがポイント
■EXPECTATION どんないいコトに繋がるの?
短期的には…
▶楽しい!(子育てからの解放感!大人しかできないことを楽しめる!)
▶家事や育児に一緒に取り組む「同志」の結束が芽生える
長期的には…
▶互いの「変化」にキャッチアップし、「今の相手」を理解することができる
▶「今」に関する対話を続けることで「未来」について語り合うことができるようになる=子供の独立後(老後)も2人きりで楽しめる夫婦になる
■WHY なんでこれがいいコトなん?
子供たちが巣立った後や夫のリタイア後、夫と2人で何を話していいのか分からない...という声をよく聞きます。
子供たちの巣立ちを待たずとも、今回のコロナ禍で同じようなことを感じた人も多いのではないでしょうか。
その原因って、おそらくしばらく互いの「変化」を知る機会を作らずに過ごした時期が長いからなんじゃないかと思います。
結婚した当初は互いに関心があり、よく理解していたはずの夫婦がそうなってしまうのは「人は変わるものだ」というのを十分に自覚していないからなんじゃないかなと思います。
子供ができたり、年齢を重ねて体が変われば興味関心を持つ対象も変わるし、付き合う人も変わります。
「夫婦だけの時間」をコンスタントに持つと、そういう変化を自然と理解することができるようになります。
意識して「互いの変化を確認しあおう!」と特別な会話をする必要はなく、例えば映画のチョイスや映画を観た感想1つ取っても年齢や価値観の変化によって変わるので、一緒に過ごして共有する「何か」を通して常に相手の変化についていくことをするのが大事なのだと思います。
■EXAMPLE 我が家のケースをご紹介
5年ほど前から1か月に1日、「お二人様デー」と銘打った夫婦の日を設けています。
きっかけは、互いに子育てに疲れ切り、どうしても休みたい!とにかく子供から離れて休もう!みたいな切羽詰まった状況で生じた対策だったかと思いますが、1度したら「いいこと」がありすぎました!
そこから月に1度、互いに仕事を休んででも2人きりで過ごす1日を作るようになりました。
この日があればそれまでどれだけ互いに忙しくてすれ違っていても、それが修正不可能なすれ違いには発展せず、月に1度「整え」られるので、
「お二人様デーまでの我慢だ!」とか、子供のことで相談したいことなども「この日に相談しよう!今は忙しいからメモしておこう!」などとなり、この日が夫婦のよりどころになっています。
具体的には、温泉に行って1日リラックスして過ごしたり、映画に行ってからカフェに行ったり、昼からワインバーをはしごすることも!
徐々にこの日が2人の楽しみになってきて、子供がいたら落ち着いて味わえないようなちょっと高級なレストランに行ったり、時にはビッグイベントで富士山フライトに出かけたりもしました!
「さて、いざ2人きりになって何したらいいんだろ?」と思ったときは映画がおススメ!
映画を観て感想を言い合うだけでも楽しいです。最初は違和感があっても、続けることで楽しくなってくるはず!
ある意味老後に2人になったときの「過ごし方シミュレーション」なのかもしれません。笑
今、楽しめなければ、老後に2人の時間を楽しむことは難しいと思うので、互いに「子供が大変!」と感じる今のうちに「同志」としての結束を固めておくのも一案なのでは?とも思います。
そして不思議なことに、互いの「今」について語り合うことが当たり前になると、自然に互いの「未来」に目が向くようになります。
こんなことがしたい!こんな風になりたい!未来について語り合えるようになると、相手を応援したくなるんです。
この「未来」は、やっぱり「今」が分かって初めて見えてくるものなのかもしれないと、近頃思います。
「今」に関する対話が「未来」に関する対話に変わる日を楽しみに、お二人様デーを継続するって、素敵じゃないでしょうか。
追記)この、いつの間にか未来について語っているという気づきは、友達の河合のおじさんからもらいました(身近な人は名前を聞いたら顔が浮かぶと思いますが)。
なんでこんなに夫婦で過ごす時間や会話に飽きないんだろう?と思ったとき、互いに「未来」について話しているからなんじゃないか?と言われ、ほんとだ!いつも未来についての対話をしている!と。
きっと最初からそうだったわけではないと思うんです。
最初は子供や仕事に関する業務連絡から始まり、今の生活の愚痴や悩みもあり、それを経ての「未来」に関する対話だったのだと思います。
だからこれも、コツコツと続けることの変化を楽しんでいきましょう!
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