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自分の「夫婦関係」は子供に遺伝する

15秒で分かる今日のポイント
●子供は「親から教えられたこと」より「親を見て感じること」の影響をより強く受ける
●良好な関係でない夫婦の下に育った子供は、「たくさんの幸せな事例」を見る、イメージの「塗り替え」が必要
●自分の今の夫婦関係を、将来子供が築いたとして、心から「良かった!」と思えるか?を基準に「夫育て」中

親の夫婦関係を自分に影響させないために

親の夫婦関係って、子供の将来の夫婦関係に影響することは想像に難くないですよね。

例えば、虐待する親の7割が、幼い頃に虐待された経験を持っていると言われています。

基本的に人は自分が見てきたものを当たり前だと思ってしまうので、やはり、幸せな親に育てられた子供は幸せな家庭を築きやすいそうです。

かく言う私は、不仲な親に育てられましたが、結構幸せな家庭を築いています。

それはなんでだろう??と思ったとき、まず思いつくのは、大学時代を過ごしたアメリカでの経験。

性別に関係なく、誰に対しても自己主張していく、恋人や夫に大事にされて当たり前と思うし、そのように振る舞う。

そういう女性たちを、多感な時期に目の当たりにしたことは私の意識を大きく変えた気がします。

でも、どこかで、自分は大事にされる価値はないんじゃないかといつも思ってきました。

あーこれが親の影響、トラウマってやつか?!と思いながら、じゃあどうすれば変わるんだろう?と考えました。

まずしたことは、幸せな夫婦の事例をたくさん見聞きすること!

不幸な事例を見て育ってきたなら、それを上回る幸福な事例をたくさん見ればいい!

結局人は、見てきたものに縛られるものだから。理想像をたくさん見るに限る!

色々な人に会って、話を聞いて、自分の中の「結婚」や「夫婦」のイメージが塗り替えられていきました。

自分の子供が自分と同じような夫婦関係を築いてもいい?と常に問いかける

特に大好きなのは、私のアメリカの母、オルガ!

詳細は書けませんが…彼女の親は移民で、その昔ウクライナから逃げてきて、それはもう過酷な人生を送り、生きていくのも必死な中、彼女を育てた。

彼女には幸せな家族像なんてなかったけど、夫のダニエルと様々な葛藤を経て、まさに1から、慈しみ合って共に生きる夫婦の形を築いた。

強くて美しくて、でも弱いところも、おちゃめなところもあって…

彼女の子供たちも、今まさに、両親のような夫婦関係を築いていっている。彼女が私の中のロールモデルだと思う。

そう、塗り替えなくちゃいけないんです。

もし、親の夫婦関係があまり良くないものなら、子供は幸せな夫婦関係を築くためにどこかで塗り替える必要がある。

子供は「親から教えられたこと」よりも「親を見て感じたこと」により影響を受ける。だから、私は子供に塗り替える労力を与えることのないよう、仲の良い夫婦の背中を見せたいな、と。

また、夫婦が共に家事にも育児にも関わることで、夫婦とは共に助けあって
家庭生活を営み、思いやりながら生活していくものだということも、見せたいな、と。

娘や息子が、将来私のような家庭を築いたらどう?心から「良かったね!」と言える?

と毎日自分に問いかけながら、今日も夫との関係を大切に育てていこうと努めているわけです。笑

あ!ちなみに、世の中に多くあふれ、常にニュースでも上位に上がってくる「不倫」「別居」「浮気」等々のニュースや一般の人のブログ、私はあまり読みません。

目にする事例は、少なからず自分を侵食する、と思うので!

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