「察して欲しい」は諸悪の根源
15秒で分かる今日のポイント
●ママさんサークルで聞いた夫の愚痴がボロカス
●夫婦のコミュニケーションは「言葉で伝える」が基本
●女性の典型的な悪癖は「察して欲しい」と期待すること
●言葉にすれば9割の揉め事が減る
先日、いわゆるママさんサークルに参加してきました!皆さん子育て中のママ。子供の月齢は3ヶ月~10ヶ月くらいの人が多いようでした。
そこで出るわ出るわ夫の愚痴!
皆さん子育てが忙しい中、色々と鬱憤がたまっているようでした。
その中で気になったのがこんな話題。
「なんで排水溝があんなに汚れてるのに気付かないの?!」
「麦茶がなくなったら、なんで作っておかないわけ?!」
「なんだろね、あの鈍感な生き物!意味分からん」
「それくらいやれっつーの!」「いつになったら気付くかと思って今3日間、きったない排水溝 放置中よ!」…という会話が
でも、私は思ったんです。それ、夫に、一度でも伝えた??
結婚生活で一番してはいけないのは、「バーバルコミュニケーションを怠ること」
*バーバルコミュニケーション=言葉でのコミュニケーションです。
言わずに念を送ってても気付きません!!人は鈍感です。鈍感なのが当たり前です。よほど他人の顔色を見ている人でないと「察する」ことは不可能です。
女性の悪い癖は「察して欲しい」と考えがちなところ。口に出していないことは、分かってもらえなくて当然!と思う癖を付けましょう!
相手に察してもらうのを待ってイライラしている時間、もったいないと思いませんか。
それならはっきりと希望を伝えて、その後の関係性作りに力を注ぐほうがよっぽど有意義な時間になると思います。
私はこれをアメリカで学びました。
アメリカ人のルームメートとシェアしていたアパートでのこと。部屋を汚くする彼女に怒りはMAX!!ある日ブチ切れて、「ちょっと!!あんた!いい加減にしなさいよ!!私が毎日、どんだけ掃除してると思ってるよ!!」
彼女はぽかーんとして、「それ言ってくれてた?」
私「言ったことはないけど、毎日あんたがどんだけ汚してもきれいになってるんだから、私のおかげだって気付くでしょ!」
彼女「気付かなかった…」(真顔)
彼女「言われないと分からないよ。育ってきた文化も環境も違うんだからさ。言われなくても気付くなんてないよ。ましてや不満に思ってるとか、相手の気持ちも分かるようになるなんて数十年かかるんじゃない?人の気持ちは簡単に「分かった」とかいえるほど単純じゃないしね。せっかく英語っていう同じ言葉が話せるんだから、ちゃんと伝え合おうよ」
正論!ぐうの音もでない…
コミュニケーションはまず言葉から。そう決めた出来事でした。
人間には言葉という便利なツールがあるのだから。
ご紹介した例はアメリカ人のルームメート(あー懐かしい、彼女の名前はアンバー!)でしたが、夫も同じ!ですよね。国籍は同じだとしても(違うかもしれないけど)育ってきた環境も、家の文化も違う。まずは言葉で伝え合わないと。人の気持ちは簡単じゃないので。
言葉でのコミュニケーションを心がければ、夫婦の揉め事は9割減る!
私はそう思っています。
でも、言葉の使い方によって伝わるか伝わらないかは決まるので、言葉の使い方は常に意識しなくてはいけないな、と思っています。
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