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家事育児シェア・ツーオペを阻害する最大の要因

15秒で分かる今日のポイント
●ワンオペの3大要因は実は妻にある
●夫はただこれまでの慣例に従っている&どうしたらよく分からないだけ
●ワンオペ脱出の鍵を握り、リードするのは妻

ワンオペの原因はほとんどの場合妻にある

夫にもっと家事育児に関わってもらいたいのに、なかなかうまくいかない、という人。その主な要因は夫が何もしてくれないから、夫が古風だから、夫の仕事が忙しいから…

実は上記のどれでもありません!夫が家事や育児に関わってくれない主な理由は、実は妻の方にあります。

ワンオペを引き起こしている3大要因
①妻の罪悪感
②妻の面倒くささ
③妻の恐怖心

全部妻です。つまり、妻次第でどうにでもなるんです。

私は結局、一緒に家事育児を行っていくかどうかの選択も、妻にあると思います。

結局夫は、旧来のやり方に従ったり、なされるままに従ったり、気付いたらこんな風になってた、みたいな感じなんだと思います。(すみません、夫の皆さん!一般論です!)

-ーーー(以下はイメージ)-----

「あれ?朝ごはん普通に作ってくれるんだ。じゃあ任せよ~♪」
「あ!新しい服買ってくれたんだ!そういやこのシャツ、ボロッとしてるな。ありがと~♪」
「あ、いつの間にか離乳食始まったんだ。ふーん、今そんなの食べてるんだ~美味しいのかな?」

-ーーー(イメージ終わり)-----

その程度です。

ごめんなさい!夫の皆さん!まれにこだわりの強い方も、責任感の強い方もいらっしゃいますが、それはやはり稀でしょう。

あえて言うとしたら、夫はどうしたらいいのか分からないだけです。

子供を持つ専業主婦の割合が30%を切ったのはつい2年ほど前。親の世代は、お母さんが家にいるのが当たり前でした。男は台所に入るべからずと言われていた時代の親を持つ私たち。家事や育児に加えて仕事もするようになった、その変化は女性にしか起こってません。

男たちは、昔からずっと「働き手」でしかありません。

確かに近頃「夫の育休」とか「イクメン」とか、「専業主夫」とか色々出てきてますが。まだまだマイナー。

でも子供を持つ働く女性は脅威の7割超え!!!

だから、変化を身をもって感じている女性が働きかける「理由」をもっている。と、思うんですよね。

夫は、時代についていけない。夫はよく分からないんです。父親がお手本なので。

それに、常に世の中のトレンドを作ってきたのは女性。男性の服を見てください。10年前の服も、今期の服も区別がつきません。でも、女性は去年の服さえ流行遅れになる。

私のいるマーケティングの世界でも、ほとんどの製品は女性がターゲットです。男性向けの製品さえ、女性を主な購入者と捉えて展開します。(例えばお父さん向けの加齢臭防止ボディソープとかね)

行動変容を起こせるのは常に妻。

①妻の罪悪感

夫に家事や育児をやらせることに罪悪感がある、というものです。仕事で帰りが遅いのにとか、私より稼いでいるのに、とかそのバリエーションはありますが、基本的にはどこかで家事育児は妻の仕事だと思っていることが要因です。

②妻の面倒くささ

この面倒くささは、主に2種類あって、夫にお願いする・依頼すること、お礼を言うことを面倒くさいと感じることです。

お願いするにもお願いの仕方があるので、そういう言葉を選ぶのが面倒です。

お礼を言うのも、どこかで面倒だな、と感じてしまう。

これは普段からお礼を言っていない人ほどそう思います。

③妻の恐怖心

これは、家事育児シェアリングを拒否されることの恐怖心です。人は新しい変化を怖がります。これまでしていなかったことに取り組むことは、このことに限らず恐怖です。

もちろん夫のほうに何の非もないなんてことはありませんが、妻さえその気になれば家事育児シェアリングはいつでも進めることができます。

そもそも「夫のせいだ」とか、夫に限らず誰かのせいと思うことは思考停止につながるので、自分のやる気1つでどうにかなる!と思うことが大事かなと思っています。


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