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R06/02/13_4JC Meet-up1

久しぶりの更新。

先日、4JC Meet-up1に参加したときのアウトプット・感想です。

イベントの詳しいことは花田さんのレポートを参照して下さい。(丸投げ)

4JCという取り組み

普段の練習会・大会などでは、技の交流以外にジャグリング関連の話をすることはあるが、それをメインにしたこのMeet-upというイベントは僕は初めてで、海外(ここでは四国以外の日本のことを指す)でも見かけない。

そのため、「楽しみ」半分、「どうなるか不安」半分、の気持ちだった。結果としては、「面白かった」120点だった!

セッションごとに印象に残った事を書こうと思う。


ジャグリング競技の向かう先は?

モデレーターは咲太くん。パネラーは小林智裕さん、山下耕平さん、やぐらさん。

セッション名と関係ないかもしれないが、小林さんに「JJFやIJAの出場がプロパフォーマーになる影響を与えたか」という質問をしてみた。プロパフォーマーという大きな決断をするきっかけが純粋に知りたかったからだ。小林さんがおっしゃるにはIJAの影響が大きいらしい。そんなに面白いのか。ぜひ行ってみたいものだ。

やぐらさんの箱大会2023に出場されたきっかけの話について。
若い学生が頑張ってる姿をみて大会に出たくなったとのこと。俺のコトかな?ドキドキしながら聞いていた。結局個人名は出しませんでしたが。Meet-upの帰り、やぐらさんの車で香川から高知まで2時間くらい乗せて帰っていただいており、その途中に「あれ、僕のことですか?」と聞こうと思ったが、小っ恥ずかしいのでやめた。小っ恥ずかしいので。うん。

途中、マジシャンの方がジャグラーの技・構成のパクリの境界線について伺っていた。僕も気になる話題だった。
やぐらさんがおっしゃるには、upされている技動画は著作権フリー。同じ技をルーティンでやったとしてもその技の開発者は発展技をやっているから気にしない、とのこと。
この考え方はありがてぇ。僕のルーティンは各ボディ系シガラーの良いとこどりをしたルーティンなので。(特におじゃるさんのタカムラーたつるつりーとか)
ただ、演技構成面のパクリは利益面を考えるべきだという意見が出た。小林さんが「ベルリング真似して金を稼いでいる人が現れたらどうしますか?」という質問に対して、「◯しますね。」と淡々と答えたことに対して会場は大笑いだった。

最後には、実現したい大会は?という質問が飛び交い、パネラーたちが意見を出した。ただ、僕は昼休憩中にキヨちゃんさんとはなしたマルクス杯のルールが面白そうだなぁと思った。マルクス杯のルールは大会1週間ほど前に出場者がルーティン曲を運営に渡し、運営がランダムにそれらのルーティン曲を出場者に再配布を行い、1週間後にその曲でルーティンをし、審査は観客投票、というものだ。
ルーティンの曲は決まったけど構成に迷っている、という人がマルクス杯に参加すれば、他の出場者の演技を見て自分の演技のヒントになるかもしれないし、普段自分が選ばない曲でやることで新しい発見があるかもしれない。
そして、純粋に面白そうである。過去には、松葉川さんが妖怪ウォッチの曲でルーティンを作ったらしい。見たい。
ちなみにキヨちゃんさんに近くのうなぎ屋さんでうな丼をおごってもらった。ごちそうさまです。

最後に、モデレーターの咲太くんが高校1年生とは思えないほど、冷静でスムーズに進行してくれた。うん、すごい。大成すると思う。


健康とジャグリングの接点を探る

モデレーターはほっしぃさん、パネラーは渡辺大さん、安部武矩さん。

まず印象に残ったのは、お二人のジャグリングイメージだ。「即席で空気をかえるもの」として挙げられていた。それは、ジャグリングが日常で経験のある身体技能に基づいており、ぱっと見ですごさが伝わるものだ、と。
まさに体育教室の講師ならではの意見だなと思った。今まで、ジャグリングは他のエンタメとは違う良さがあるとは思っていたが、どう良いのかふわふわしてた部分をうまく言語化された気分だった。

他に健康という面で、ジャグリングはどの筋肉に効くのか専門家に分析してほしい、という意見があった。これは興味深い。僕はジャグリング始めて大学入学から1年で10kg体重を落とす程のめり込んでいたので、どこの筋肉が発達しているのか気になったからだ。ランナー筋とかタカムラー筋とか医療の権威に名付けてほしい。
結果としては、筋肉というより巧緻性という神経系が鍛えられるとのことだった。だが、スクワットが筋トレの王様といわれるくらいに重要であることは分かった。歩くために必要な大腿四頭筋が鍛えられるという。シガーやっててよかったぜ。
ちなみにはなぽんさんのレポートにいたシガーを教えていた参加者というのは僕です。「シガーボックスは、楽しいスクワット」!

このセッションを振り返って思ったのは、パネラーがジャグラー以外の方のセッションは面白い!ということだ。普段聞くことのない別視点のジャグリングの話はとても貴重である。


ジャグリングのソーシャルイメージを探る

モデレーターはkanjinさん。パネラーは田中未智子さん、小林智裕さん、松岡弘樹さん。

最初の方の松岡さんの「ジャグラーはコミュニケーション能力高くない?」という発言した瞬間、会場がどよめき始めたのが面白かった。松葉川さんが首をかしげていたのも印象的だ。
松岡さんはこれまでのセッションを見ていて、モデレーターもパネラーも質問者も要点まとめが上手い。それは人前で何かをすることに慣れており、プレッシャーなく喋れることにつながっているのだと述べていた。
これには共感した。依頼などで司会をやることがあるが、就職活動や授業のグループワークに活きている気がする。

松岡さんは、引きこもりの人にボールパッシングというゲームを提案して強制的に目を合わせるようにして、回復させた経験を話してくださり、そんなジャグリングの使い方もあるのかと驚いた。

最後に、kanjinさんのフリーダムな進行が面白かった。もう少し内容考えてください笑


生涯現役を目指して

モデレーターはA→Gさん。パネラーは小林智裕さん、クロ助さん、タカシェンカ(オンライン会場)さん。

それぞれ、何歳まで続けるのか、お三方のそれぞれの意見を聞くことができた。「飽きたらやめる。」というクロ助さんの意見にかっこよさを感じた。60、70歳になってもゴリゴリにクロスシガーやっているクロ助さんも見たいところ。帰りのやぐらカーでは、老人が集まってゲートボールをやる、みたいに老人がジャグリングやってたらおもろくねという話がでて盛り上がった。画が強すぎる。ジャグリングし始めた子供とかに「ワシ、昔JJF出とったんやで。」とか言ってみたいわ。

質問コーナーでは「学生のうちにジャグリングにおいてやっておいた方が良いことはありますか?」と就活の逆質問の定型文をパネラーのお三方にぶつけてみた。
出た意見としては、JJF、EJCなどのイベント参加と、ナンバーズの練習だ。イベントについては、今年は箱大会、WJD、JJF、シガコン、学生大会と目いっぱい出ようと思っていたところだ。ナンバーズについては、若いうちにしか楽しめないジャグリングといわれ、7ボールカスケードに挑戦してみようかと思った。
ちなみに、はなぽんさんは老後の楽しみにポイをとっていると話しており、生涯ジャグリングの体現者だと実感した。

このセッションでは、練習法などだいぶジャグラーに近いジャグリングの話がされたが、一番印象に残ったのは、クロ助さんのサイドシードの貼り替え頻度だ。なんと、1週間に1回!貼り替えた後の古いサイドシートを譲ってほしいと思った。できるだけ最高のコンディションで練習に臨みたいらしい。見習いたい。毎日しっかり寝ようと思った。


最後に

今回、Meet-upという、いつもの練習会とは違ったジャグリングとの関わり方をしたが、新鮮な体験でこれからも参加したいと思った。

パネラーが非ジャグラーのセッションが特に盛り上がった気がする。これからはいろいろな分野の方にジャグリングを見てもらいたい。そのためにもジャグリングへのアクセスを増やさねば…

主催して頂いた松葉川さん、ゲストの小林智裕さん、各モデレーター・パネラー・フロアの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました!

それでは、アリーヴェデルチ。


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