新規就農を真剣にするために必要な3つのこと

新型コロナウィルスが世界的に大流行しています。筆者は、東日本大震災の時のように、コロナがきっかけとなり日本人が自らの働き方をより考えるようになると考えています。"農業"も働き方の選択肢の1つに食い込んでくるのではないのかと思っております。(実際、農村はコロナウィルスなど他人事のように思っております。なぜなら、農業を行う限り、濃厚接触など考えられないため)

しかし、

「農業を仕事にしてみたい!」

と考えたときに、「どのようなことを考えるべきなのか?」がなかなかわからないと思います。そこで、今回は、「まずはこれはおさえておこう」というものをせっかくなので簡単に整理しておきましょう。

1,独立就農or農業法人で働くかを決める

自分自身でご飯を食べていくのか、みんなで協力して農業を成立させご飯を食べていくのか、これから農業と長い長い付き合いをしていこうと思っているのなら真剣に考えてもらいたい。(農業法人のメリットは、後日,明記しようと思う。)


2,生産したい作物を決める

生産したい作物を決めるときのポイントは、自身の"中心”となる作物を選ぶことだ。中心となる作物を決めることができれば、その作物に似た作物,その作物と栽培期間が被らない作物など学ぶべきものをクリアにすることができる。また、農業経営においても組み込む作物が絞られるので、栽培計画を建てやすくなる。

3,生産したい作物の特産地域を選定する(だが・・・しかし)

生産したい作物が決まったら、その作物を多く生産している地域を就農場所に選定する方が良い。その地域で多く生産されている作物は、世間が認めていることになるので、販路を見つけやすいことや、知見が集積しやすい。ただ、1つだけ注意してもらいたいことは、日本は南北が長いため,産地が変わっていく。例えば、ニンジンならば,3,4,5月は徳島県,5,6,7月は千葉県,7月〜12月は北海道と産地リレーが行われる。「生産したい作物をいつの時期に栽培したいのか」までも、熟考してもらいたい。



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