みんな一緒にやるんだよ。

3月8日(月)

朝6時から原稿を書いてお昼に提出し、午後はオンラインの打ち合わせが2本。合間に次の原稿を進めようと思ったものの集中できず、今日するのは諦める。明日のスケジュールを考えると朝4時起きコースだろう。ちょっとゲンナリするが仕方ない。

打ち合わせで、"子どもとSDGs"の話になる。小学校でも中学校でもSDGsを教えるようになってきているが、子どもたちは少々うんざりしてるらしい。と言う話を聞いて、子どもって正直だなとなんだかおかしくなった。確かにいくら地球のためだ人類が生き残るためだと言われても、何だか知らない偉い人たちが作った目標など、面白くないしやる気もわかないだろう。

SDGsにとらわれずに、ただ単純に、地球のため社会のために大きなアクションを起こしている人って何がきっかけでそうしているのか。そういう話の方が子供たちは喜ぶと聞いて、ものすごく納得がいった。私が取材をしていても面白いと感じるのはそういう話だ。

今まで、地球のため他者のために力を尽くしている人に取材する機会が多くあった。中でも特に心に残っているのは、黒柳徹子さん。

『窓際のトットちゃん』の舞台となったトモエ学園の小林校長先生は、「障害のある子を助けてあげなさい」とは言わず、ただ「一緒だよ ! みんな一緒にやるんだよ」と言った・・・困っている人を放っておくのではなく、何とか一緒にやっていこうという先生の教えは、ユニセフ親善大使などを務める心の支えに今もなっていると、話してくださった。

SDGsの「誰も置き去りにしない」も素敵だけれど、「みんな一緒にやるんだよ」はなんだか心がポカポカする名言だ。

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