「感情」に「感情」で対応しない

おはようございます。アメリカ、ミズーリ州で野球スクールを運営し、トラベルチームを引率しながら、副業でヨガのインストラクターをしています、Kyokoです。

今週はかなりトラブル続きで忙しい毎日を送っています(T_T)

今週末に予定していた大会の中止が先週決定し、その代わりに申し込んだ大会がチーム数が足りないという理由で中止を発表したのが水曜日(大会開催の3日前)。

いろんな大会を探し、連絡がすぐにつかないところはEメールしましたが、夕方になっても連絡がないので、自分たちのチームで紅白戦をする手続きをしました。

紅白戦は先週末にも大会が中止になってしまっため行ったのですが、両チームともピッチャーの調子がよくなく、四球の連続、ワイルドピッチで1点、死球でさらに1点追加、といった感じで、設定していた球数に早々に達してしまい、最終的にはピッチャーではない選手まで投げなけらばならない事態になってしまいました。

今年はコロナの影響で通常3月~5月に開催される高校野球がなかったので、選手たちの調整状況も違います。通常は6月のトラベルシーズンには選手の肩も出来上がっていますが、しょうがないといえばしょうがない状況ではあります。

そんな事情を踏まえると、今週末も紅白戦をしてピッチャーに調整してもらうほうが選手の自信にもつながるし、むしろこのほうがよかったのではないかと考えるようになりました(←夫がね)

それで、すっかり紅白戦の準備に入っていたところへ、Eメールを送っていた2大会から「今ならまだエントリー受け付けますよ」と翌朝になってメールの返信があったのです。

この2大会は大きな大会で、チーム数が多いので4試合を保証します、と書かれていました。もともとエントリーしていた大会は3試合保証の大会で、先週のピッチャーの状況を考えても、3試合がギリギリだなと考えていた夫は4試合保証に難色を示しました。

大会に出たいのはやまやまではあるけれど、先週ストライクを投げられなかった選手の心理状況でいきなり大きな大会(強豪チームが揃っている)に出場させるのは、選手の自信を木っ端みじんにすることにもなりかねません。

試合が始まると、自分が出来ること以上のことをしようとして、さらにストライクが入らない、という悪循環になる可能性が高いです。

こちらから連絡をしておいて申し訳なかったのですが、今週末は大会を諦めて、紅白戦をすることにしました。

そして、中止になった大会を申し込んでいたチームから練習試合の申し込みがあったので、そのチームにも来てもらうことにしたのです。

選手と親御さんに今回の判断に至った理由を含め、メールをしました。その代わりに、大会出場を予定していなかった週末に別の大会申し込みをする予定であることも伝えました。出場大会数が変わらないようにね。

ほとんどの親御さんが理解を示してくれて(先週のピッチングを見ていたら反論はできなかったはず(笑)、紅白戦の準備をすすめていたら一人の選手のお母さんからメールが来ました。

「ちゃんと理解できているかわからないんだけれど、出場できる大会を見つけたのに紅白戦をするということですか?私には理解ができません。どうして選手に実際に試合を経験させて、自分たちのレベルを把握させてやらないのですか?あなたたちは野球スクールの運営を第一に考えなければならないことはわかりますが、せっかくの試合のチャンスを利用しないという今回の判断にはとてもがっかりしています。」

という内容でした。

これ、結構傷ついたんですよね(T_T)

このお母さんの選手はユーティリティーで、先発ピッチャーもになんでいるのですが、この選手も全くストライクが入らず、四球の連続で1イニングの球数制限に早々に達してしまい、1アウトも取ることなくイニングチェンジしました。

私たちの選手に対する考え方とこのお母さんの考え方が違うことは明らかですが、ここはきっと話し合っても歩み寄れる考え方ではなさそうです。

それよりも傷ついたのは、私たちが野球スクールの運営のために大会に申し込まなかったと言われたこと。大会出場料を惜しんでいると思われたのか。そこははっきりとはわかりません。

「そのお気持ちは十分に理解しているつもりです。私たちも大会に出場できないことは非常に残念に思っています。しかし、私たちは常に選手第一の選択をしてきたつもりですし、これからもそうしていくつもりです。私たちが野球スクールの利益のことを考えて今回の判断にいたったと感じられたことに関しては、とても残念に思っています。」

と返信しましたが、1日中このお母さんのことが頭から離れませんでした。

そうこうしながらFacebookをみていると、キングコングの西野さんが「恨まないと決める」といった内容のブログを共有されていました。

この記事を読んで、私はまだまだ未熟だなーと。こんなクヨクヨするために私の時間があるわけではない!

こんなことは世界のいろんな人が経験していること。人の感情に、感情で対応してはいけないな、と改めて勉強しました。

今日は心機一転、ポジティブシンキングで頑張っていきたいと思います!

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