人間っていいな

算命学の鑑定をしていて思うこと。
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人は本当に様々だ。
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人生に求めるもの、大切にしたいものは千差万別で数多ある。
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どれがいいとか、悪いとか、そんなのはなくて、その人の道を行けばいいと思うのだけれど、命式と本人の現状を照らし合わせると、なぜかみな、ないものねだりに走る傾向がある。
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自分の求めるものをストレートに手に入れようとはしないのだ。
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いやいや、そっちではないでしょ。
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そんな方を見ているから進まないのよ、、、
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と、言いたくなるのだけれど、どうも私たちはこの寄り道をわざわざやりたいらしい。
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心で願うことと現実で使える能力がちぐはぐだったり、わざわざ人間関係を拗らせてみたり。
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そもそもの宿命をそんなふうに選んでくるのは、道は曲がりくねっていた方がおもしろいからだろう。
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(曲がりの程度もそれぞれ選んでいるけど)
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宇宙の法則は隙のないほど美しくできている。
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対して人間はとても歪だ。
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けれどこの歪さが人の魅力ではないかと思うのだ。
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凸凹で、ちぐはぐで、はちゃめちゃで…
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本当にどうしようもないのだけれど。
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だからこそ憎めない。
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鑑定をするたびにそんな人たちを愛しく思うのだ。