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この秋、忘れたくない自然の法則

長野は急に寒くなりました。
 
今週の始めはノースリーブに薄手のカーディガンを羽織っていたのに、ここ数日は朝晩、暖房を入れようか?と思うほどです。
 
算命学は自然を「生き方」のお手本にしているので
 
 
「季節はグラデーションのように移り変わります。だから人生も激変はしません。気づいたら変化していた、くらいの感覚で結果を焦らないでくださいね。」
 
とお伝えすることがよくあります。
 
けれどこの気候の変化を見ると「これからは『激変』もあり得るのかもなぁ・・・」なんてことが頭をよぎります。
 
もしくは

私たちが「激変」を望んでいる
大きな「刺激」を求めている
 
その現れかもしれません。
 
だとしたら、それは少し注意が必要です。
 
なぜなら
 
太陽が毎日
東から昇り西へ沈むように、
 
月が満ち欠けを繰り返すように
 
 
「上がったものは必ず下がる」
 
 
それが自然の法則だからです。
 
上がる勢いが強ければ強いほど
下がる勢いも同じだけ強くなる
 
つまり、急激な変化や大きな刺激は、自分が受ける反動も大きくなるのです。
 
 
もし激変を求めるのならこの反動を受け止める覚悟はありますか?ということなのです。
 
 
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世の中には「before」と「after」の変化を見せ、人を惹きつけるサービスや広告が多くあります。この差が大きければ大きいほど消費者の期待は膨らみ、夢を見ます。けれど、この「激変」を謳う人たちに共通することが2つあるのです。
 
ひとつは、普通の人があまり体験しないような
「異常などん底」を経験していること。
 
もうひとつは「before」から「after」までの間はコツコツ行動したプロセスがあること。
 
奇跡のような激変に見えても、実際は泥臭い努力の積み重ねの結果だということを忘れたくはありません。
 
さらには、この「激変」を楽しもう!!ということを人生の目的にしている人たちとも言えるのです。
 
これは生き方のひとつであって、全ての人にとって心地よいものではありません。
 
私はというと「異常などん底」を引き受けるのは嫌なので、ゆるく上り、ゆるく下る、を繰り返すそんな平穏な人生を体現したいなと思っています。時間はかかるかもしれませんが、ゆっくり右肩上がりを目指したい。それが私の望む生き方です。
 
ともあれ、自然からは「激変」のサインが出ていますから、飲み込まれないようご注意ください。
 
一方で、人によってはこの流れがチャンスになるのかもしれません。
 
自分にとって「大切にしたいことは何か」ここを基準に道を選んでいきたいものですね。

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