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「40歳は2度目の17歳」山田ズーニーさんの言葉に、悩んだ日々を肯定された。

このツィートが目に止まった。
わたしはこれを読んで
胸につっかえてたものが
すーっと溶けていくのを感じた。

3週間ほど前に40歳を迎え、
これから変えていくことにした
環境や進路に希望を抱いてはいる。
しかし、その決心がつく直前まで
ああでもないこうでもないと
自分で作り出した迷路を
落し物を探すように下を向きながら
ぐるぐると歩き回っていた。
その落し物がなんだったか、
忘れたふりをして。
そんな時期が30代の後半に居座った。
なんだかとても窮屈だったのだ。
絵に描いたような幸せを求める人、
手にしている人たちが多くいる環境で
わたしが探していたのは彼らと違う形のものだった。

自分よりももっと若い子たちが結婚し
え〜、こまつさんはなんで結婚しないんですか〜?
と甘ったるい声で聞いてきても
本当のことはついに言わなかった。
そういう相手に自分のことをどう話しても
たぶん理解なんかできないだろう、と
半ば見下してもいた。
それとは逆に、
素直な可愛い彼女たちのように、
したいことが結婚だったらよかったのかな。
だったらもっと世界が単純に見えたのかな。
なんて賢いふりしてるから
本当に可愛いげのないのはわたしの方だろう。

だけど、変えられなかった。
もう〜歳だから、そろそろ落ち着いて…
と何度も自分をなだめようとした。
もう悩まなくても迷わなくても、
いいじゃないか、諦めも肝心なんだから
と何度も言い聞かせようとした。

でも、何歳になったって、
他の誰が「これが幸せだ」なんて言っても
わたしの心が求めないものは
わたしを幸せにはしない。

もういいよ、ずっと悩んできたのだから。
悩んでも答えは一番大事な夢にたどり着く。
盛大に揺れた。
30代の後半の色を例えるなら暗い青だ。
華やかな夕暮れが過ぎ、闇との間の時間。
灯りも映えない、薄いだけの闇が
体に絡みつき、徐々に濃度を増す暗さが
息苦しさを増していく時間。

そんな時が続き、わたしは人生を無駄遣いしたのか
と何度もため息をついていた。
だけど。
盛大にまた "17歳" の時期を迎えていたなんて
これでよかったんだ、って報われた気がする。

これから、まあ苦しくはなるんだろうな。
慣れた環境から抜けるのだから。
だけど、その苦しさはもうかつての
息苦しさでも擬態しきれなさでもないのは確かだ。

楽しみでしょうがない、というのは
きっとまた彼女たちみたいな女の子には
言わないかもしれないけどね。

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