「港区アートフェス」に学ぶ都市型市民芸術祭のGO GLOBALな未来
ビエンナーレ、トリエンナーレといった、数年ごとの大規模なアートフェスティバルが年々盛んになりつつあった流れの中で、今年は予期せぬコロナ禍により、多くの芸術祭が中止、延期、あるいはオンライン開催と、揺れ動きました。
屋外インスタレーションや観客参加型のパフォーミングアートで地方の特色ある自然環境を活かして趣向を凝らし、国内外からのインバウンド誘致を目指すことは、少子高齢化で衰退へ向かう地方にとっては有効な魅力発信の手段です。一方で、国や自治体や企業からの巨額な資金に支えられる