読書記録:「ブラックフェミニストの主張」ベル・フックス
最初に
最初に、私自身、フェミニズムについて真剣に考えるようになったのはつい最近です。けれども、それこそ小学生の頃から大人になるまで感じていた不必要な不自由さ、に対する反発心(例えばそれは小学六年生の時に呼びかけたすねげ友の会だった。)を考えるとずっと昔から私自身はフェミニストです。もしかしたら、理解が足りていなかったりすることもあるかもしれないけど、それも含めてフェミニズムのことについて話せる雰囲気をまずは自分の身の回りからつくっていきたいと思って書くことにしました。キョウコ、それはおかしいよとか、こんな意見もあるよ、とかコメントもらえるととても嬉しいです。
ブラック・フェミニズム
人種,性別によってそれぞれのコミュニティから二重に周辺化されてしまう黒人女性の立場から自由と平等に向けた活動のこと。
という言葉を留学先のイギリスで初めて知った。そもそも日本ではフェミニズムという言葉すらまだまだ一般的に広く受け入れられていないように感じている。
フェミニズム
「性別・人種・文化や政治的バックグラウンドによる差別がない、自由と平等を目指す運動」のことです。
私も10代の頃、勘違いをしていたんだけれど、フェミニストを女性に優しい男性というのは大きな間違いです。
感想
ブラックフェミニズム、そしてフェミニズムのなかでの敵対心を超えていく必要性を訴えた本。
特に女性同士が互いを抑圧するのはおかしいよね、シスターを攻撃するのは違うよ。
何か抑圧的なものに対する怒りから始まる運動は必ず失敗する。それよりも自由や平等を目指す当初の思いを大切にしよう。
ってとこに共感。
私、ドラマとか見てステレオタイプの量産するような演出を見るとすぐテレビに悪態ついてしまうんだよねぇ。でもそんな悪態だけじゃ、社会の生きづらさなんて変わらないのかも。それよりもっとエキサイティングな生き方にもっと光を、あてて、楽しめる雰囲気の方がよっぽどいいバイブが届くんだろう。最近いいなって思ったのは、buzz feed JAPANのオトマリカイってYouTubeの番組。LGBTQのお友達を読んで寝っ転がって色々お話しするって内容で色々な恋愛のあり、なしのありようが素敵やなぁ、て素直に思える!
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSaK3zoQczYTzAnDnV4fwtAxxGgDfF7Ol