5.オーダー家具のキャンセル・クーリングオフは可能？
オーダー家具のキャンセルや
クーリングオフが可能かどうか、
最初に答えを言うと原則不可です。
6の返品とクレームについての記事と
併せてお読みください。
オーダー家具のキャンセル・クーリングオフは可能？
オーダー家具を注文した後や
既成品家具を通信販売で購入した際に
クーリングオフ制度は適用される？
とお悩みの方はいらっしゃいます。
オーダー家具のクーリングオフは可能？
クーリングオフ制度は
この記事を記載している2015年現在では
不意の自宅訪問による勧誘などに
適用される制度です。
家具の訪問販売って
あまり聞いたことがありませんが、
今後起こることもありますので
念の為に記載しますね。
リフォーム会社さんの訪問販売の際に
キッチンの流し台などの家具販売も
一緒に販促があるかもしれません。
このようにいきなり販売者が自宅を訪れて
判断がつかないまま申し込んだ場合には
クーリングオフ制度は適用されますが、
通信販売や実店舗に自ら出向いて自らの意志で注文した後に冷静になって契約解除したいと思っても適用にはなりません。（2015年現在の情報です。今後変更の可能性もありますのでクーリングオフ制度をご自身で調べて下さい。）
ただ キャンセル規定として
各店舗ごとに規約が掲載されている
ケースもあります。
例えば、
◯日以内の場合はキャンセル可能
製作前であればキャンセル可能
既成品の場合は出荷前ならキャンセル可能
お客様が往復送料負担ならキャンセル可能（既製品の通販品の場合）
などお店ごとに設けている場合は
手数料などを確認をした上で
手続きをされて下さい。
基本的に既成品家具の通信販売や
ご自身で依頼したオーダー家具の場合は
クーリングオフではなくキャンセル依頼
になります。
オーダー家具のキャンセルは可能？
色々考えてオーダー家具を注文したけど
予定が変わった
予算が合わなくなった
サイズを間違えた
家族に反対された
既成品で良い物を見つけた
相見積もりで相手のほうが良かった
などの理由でキャンセルは可能？
とお悩みの方は時折いらっしゃいます。
この場合は注文した家具メーカーや木工所に
キャンセルできるか確認をしましょう。
オーダー家具の注文後のキャンセルは不可
と記載している
家具メーカーや木工所は多いです。
その理由は
オーダーを受けた段階で
お客様が選んだ材料を
お客様の為に注文するからです。
オーダー家具は在庫商品ではなく
お客様だけのためにお作りするもので、
受注した段階でお客様の選んだ材料を
材料屋さんに発注して作りますので
キャンセルになってしまうと
材料代の負担が木工所でマイナスになります。
製品が手元に送られてないから
支払わなくていいだろうと
考える人もいますが、
すでに材料代が発生していますし
職人の手配もしている、
例え未使用品にしても、個人の要望で
オーダーで作っているものなので
転売として必要なお客様を探すのは困難です。
ですからキャンセル料など違約金が
発生することが多いです。
わかりやすく他の例をあげると
レストランにいって料理を注文して
作られたあと、食べずに出ていく際に
私は食べてないという理由があっても
通常、タダで出ていけないのと似ています。
作りかけたものは材料代と作業工賃が
発生していることが想像出来たと思います。
※お店によってキャンセルや支払い・返金条件
は違う為ホームページ等で確認してください。
無料でオーダー家具がキャンセルできる事例
材料を注文する前
職人さんを手配する前
キャンセル可能と記載している場合
家具屋・木工所に不手際があった場合
すべてのお店ではありませんが
このような時には可能の場合もありますので
まず依頼先に連絡をして相談をしましょう。
手配を止める為、早ければ早い方がいいです。
まとめますと原則お客様都合の
・クーリングオフは不可
・キャンセルは条件次第
ということになります。
6.オーダー家具の返品やクレームは可能？
と併せてごらんください。
オーダー家具を失敗せずに依頼する方法、
価格で損しない方法や材質選び、
値段以上に気を配る大事なポイントなど
記載しますのでマガジンをフォローしてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？