コーヒーはムズカしい。
2023/1/12 朝からワニ缶が届くのを待つ
今日は、コーヒーにまつわる道具のことを書こうと思う。中川ワニ珈琲にはワニ缶なるコーヒー豆を入れる缶がある。ワニさんが開業してから5年目ぐらいの時に生まれたものらしい。
珈琲焙煎を生業として生きていくと1994年に決めたのはよいが、営業が下手で売り込みを1度もしたことがなく、注文の電話が全く最初の5年間なかったらしい。なぜなら、注文を取るための電話番号を誰にも教えていないからときたもんだ。
みるに見かねた友人が電話番号を入れた何かを作って販売したら宣伝になるのでは?という案で、当時茶筒しかなかったところにコーヒー缶なるものを生み出すべく個人事業主として初めて動かれて生まれたのがワニ缶である。
私が妻君としてアトリエ兼自宅に嫁入りした時も、ワニさんは自分では取り扱っておらず、知人や友人などの雑貨屋さんが売っていたそうで、実物を見たことがなかった。(全く何も知らなかった)
噂に聞いた、〝それ〟を復刻させましょうかと動いたのも私が中川ワニ珈琲に嫁いでから5年ぐらいだから似たもの夫婦で商売下手なのである。舵取りは缶屋さんの方がしてくださって私は当時の色(昭和ですね)の再現と新しいカラーの開発に2年半の月日を費してやっとできたが、宣伝下手で何のために缶に電話番号が入っているのかと自分ながらに呆れ笑うことしばし。
さて、それからさらに年月は過ぎ去り令和の時代になり、元々の色目をちょっとだけ現代風にアレンジをとワニのロゴの紺色をあえて調合し直した。
やっと届いた缶を手に取り眺め、棚に置いてみたりとあたふたと。あいらしいが一番だとワニのグッツに掲げたきワードは、コーヒー同様(グッズ作りも)ムズカしい。
令和にふさわしいリモデル缶絶賛販売中!(コーヒー焙煎家になうのかどうかもまだ謎なので、秘密のnotoで告知である😂)
お覚悟を!と自問自答。